8年ぶりアップ更改のオリックス岩崎翔 メジャー球団から関心も残留「このチームで優勝したい」

[ 2025年12月5日 05:45 ]

<オリックス契約更改>大幅アップで契約を更改し、会見に臨む岩崎(撮影・北條 貴史)
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 オリックス・岩崎は、晴れやかな表情を浮かべた。大阪・舞洲の球団施設で契約更改に臨み、今季年俸2800万円から3700万円増の6500万円(金額は推定)でサイン。36歳の右腕にとっては72登板で6勝3敗2セーブ、40ホールド、防御率1・99で最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得し、6800万円増の1億3000万円で更改したソフトバンク時代の17年以来、実に8年ぶりとなる年俸アップだった。

 「野球人生がいい方向に変わったので、本当にありがたい移籍だったなと。(福良淳一)GMや(小浜裕一球団)本部長、たくさんの方に“本当に来てくれてこっちが感謝している”って言葉をいただけたことが、何よりもうれしかった。(22年に)トミー・ジョン手術して、大幅ダウンで過ごしてきたので。それに近い金額まで戻せたのはすごくうれしい」

 5月に中日から金銭トレードで加入し、37登板で4勝1敗16ホールド、防御率2・12。昨季までの自己最速を2キロ更新する160キロを計測するなど、勝ちパターンで躍動を続けた。7月29日には海外FA権を取得。取得時は「この年齢でチャレンジしようとは思わない」と笑いながらも、今季の活躍ぶりに注目したメジャー球団からは実際に関心も寄せられ、心は揺らいだ。

 CSファーストSの第2戦で1点リードの8回に登板も、レイエスに決勝打を浴びてチームは終戦。「このチームでやり返したいし、優勝したい」という思いが強まったのが、オリックスに残留する理由の一端となった。「日本シリーズをテレビで見ていて、あの姿を自分たちがやりたいなと思ったので。そこが全ての目標」。勝利の方程式の一員として50試合登板を個人目標に掲げ、オフは前年も行った中日・松山との自主トレに加えて、中日・涌井が行う自主トレにも初参加する。

 「涌井さんは結構走られる方なので。どっちかというと走るのは苦手なので、そういう自分の苦手なところに一回身を置いてみようかなと。この年齢ですけど、どの部門でも去年の自分より上を目指していけるかが勝負だと思うので」

 自己最速160キロのさらなる更新にも「そのための準備、トレーニングを欠かさずやりたい」と意欲は十分。進化をやめない右腕が、球団3年ぶりの優勝に向けて腕を振る。  (阪井 日向)

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