ドジャース・大谷翔平 電撃!WBC出場明言 開幕100日前に決意 メンターとしての役割も期待

[ 2025年11月26日 01:30 ]

前回23年のWBCで世界一に輝き、トロフィーを手にする大谷翔平
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 ドジャース大谷翔平投手(31)が24日(日本時間25日)、来年3月の第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する意思をインスタグラムで明らかにした。投打で世界一に導いた前回大会に続く2度目の出場。06、09年大会以来、2度目の連覇へ、唯一無二の「メジャーの顔」が侍ジャパンをけん引する。

 来年3月5日のWBC開幕までちょうど100日前だった。大谷はインスタグラムに米8年目を終えた感謝などを英語でつづり、優勝した前回大会の写真を26年大会のロゴとともに投稿し、「日本を代表して再びプレーできることをうれしく思います」と日本語で記した。

 メンバー発表前の異例の出場表明となった。WBC出場について13日には「連絡を待っている段階。これから先、決まっていくこと」と語るにとどめていたが、球団と協議した上で結論を出したもよう。今年2月にドジャースのキャンプを訪れるなど、招集へ努力してきた侍ジャパンの井端監督は「日本代表のために再び共に戦ってくれることをうれしく思う。日本でまたプレーが見られることは、ファンの皆さんにとって大きな楽しみが増えたと思う」と喜んだ。

 侍ジャパンは3月6日から東京ドームで1次ラウンドを戦う。2月末には壮行試合を行うとみられ、その前後に合流し、3月2、3日の強化試合から出場する可能性がある。今後の注目は二刀流で出場できるか否かだ。11月1日までワールドシリーズを戦い、オフがエンゼルス時代の前回大会時より約1カ月短く、疲労や負荷が懸念される。ド軍関係者はWBCでの二刀流について「まだ決まっていない」と話している。

 一方で、3年ぶりに開幕から二刀流でプレーする来季開幕直前にあたる大会期間中の投手調整は不可避だ。投打で活躍し、決勝・米国戦では抑えを務めるなど、フル回転でMVPに輝いた前回大会の経験やノウハウがどこまで考慮されるか。実戦、ましてや国際大会となると必要以上に出力が増す恐れもあり、慎重に考える球団関係者も多く、引き続き関係各所と協議することとなりそうだ。

 前回大会ではパドレス・ダルビッシュが率先して務めたメンターとしての役割も期待される。王座奪還を狙う米国代表は2年連続リーグMVPのヤンキースの主砲ジャッジ、サイ・ヤング賞のパイレーツ・スキーンズが初参戦するなど、新たな名勝負への期待も膨らむ。「大会の顔」でもある球界最大のスターの参戦で、世界一を懸けた大会は再び大きな熱狂を呼びそうだ。(柳原 直之)

 ▼ソフトバンク・王貞治球団会長(06年第1回大会優勝監督)良かったね。ファンの人も喜ぶよ。野球は日本が中心になっていかないとね。

 ≪メジャー組期待≫23年大会は大谷が22年11月17日にSNSで出場を表明し、パドレス・ダルビッシュは同12月6日、カブス・鈴木が同8日と続いた。主催者のWBCIは現在、WBC出場全チームから提出された数百人のリストを基に、所属メジャー球団、選手本人、代理人、メディカルスタッフらと連絡業務を重ねている。メジャー組が中心となる今大会はドジャース・山本、佐々木、カブス・鈴木、今永、エンゼルス・菊池ら多くの選出が期待されているが、各自出場が可能と判断された段階で表明するとみられる。

 ▽大谷の23年WBC 2試合の先発登板を含めて全7試合に出場。全試合で安打をマークして打率.435、8打点でMVPに輝いた。3月12日の1次ラウンド・オーストラリア戦の初回に東京ドームの右中間へ特大の本塁打。先発では2勝を挙げ、同21日の米国との決勝では試合前の声出しで「憧れるのをやめましょう」の名セリフ。試合では1点リードの9回にマウンドへ。先頭打者に四球も続くベッツを二ゴロ併殺打。最後はトラウトを空振り三振に仕留めて世界一となり「間違いなく今までの中でベストの瞬間」と歓喜した。

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