巨人 日本ハムからFAの松本剛獲得を発表 外野守備に定評、交渉解禁“即アタック”実った

[ 2025年11月26日 15:55 ]

日本ハムの松本剛
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 巨人は26日、日本ハムから国内フリーエージェント(FA)権を行使した松本剛外野手(32)を獲得したと発表した。

 松本は日本ハムについて「僕をここまで育ててくれた球団。北海道に残りたい気持ちはある」と明かしていたように、北海道愛とのはざまで揺れ動いた。ただ、最後は最も高い評価で誠意を示した新天地への挑戦に、第二の野球人生を懸ける決断を下した。

 巨人側の熱意も響いた。交渉解禁となった13日に即アタック。初交渉の場では、清水隆行や亀井善行らが現役時代に背負った背番号9を提示したとみられる。少年時代に何度も東京ドームに足を運ぶなど大の巨人ファンだった松本剛。打撃に加え、主に中堅を守ってきた外野守備にも定評がある。今季8人がスタメン出場するなど、固定できなかった中堅を確立してほしいという熱意が身に染みた。

 松本は帝京から11年ドラフト2位で入団。17年に初の規定打席に到達したが、以降はケガもあって伸び悩んだ。戦力外通告におびえる時期も過ごしたが、新庄監督が就任した22年が転機となった。天性のバットコントロールが開花し、打率・347で初の首位打者を獲得。ベストナインにも輝き、苦難を乗り越えてチームの顔となった。

 近年は若手の台頭もあって出場機会は減少し、今季は66試合で打率・188に終わった。自力でつかんだFA権を行使しての移籍は、新たな挑戦でもある。プレー環境の変化も承知で下した決断。北海道が育んだバットマンはさらなる成長を誓い、新天地に第二の野球人生を懸ける。

 ◇松本 剛(まつもと・ごう)1993年(平5)8月11日生まれ、埼玉県出身の32歳。帝京では3年夏に主将としてなど3度甲子園出場。11年ドラフト2位で日本ハム入団。15年に内野手から外野手に転向した。22年に打率・347で初タイトルとなる首位打者を獲得し、ベストナインにも選出。同年オフに選手会長に就任した。1メートル80、84キロ。右投げ右打ち。

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