広島 新外国人ターノックを獲得 先発に期待の1㍍93大型右腕 緩急を生かした投球が持ち味

[ 2025年11月23日 05:45 ]

マーリンズ時代のフレディ・ターノック(AP)
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 広島は22日、新外国人選手としてフレディ・ターノック投手(26=マーリンズ傘下3A)の獲得を発表した。契約金50万ドル(約7800万円)、年俸100万ドル(約1億5600万円)プラス出来高払いで合意し、背番号は未定。1メートル93の長身から投げ下ろす最速157キロの直球と、多彩な変化球を駆使。ブラッド・エルドレッド駐米スカウトが“口説いた”右腕の活躍に期待がかかる。

 1メートル93のビッグな助っ人右腕が、日本でのビッグな活躍を目指して広島のユニホームに袖を通す。契約合意したターノックが、新天地での貢献を誓った。

 「広島カープに加入できることに、これ以上ないほど興奮しています。日本の文化を体験し、チームが成功を収めて優勝できるよう、貢献できるのを楽しみにしています」

 メジャー通算11試合で2勝1敗、1セーブ、防御率3・97。今季はマーリンズでプレーし、5試合に登板して1勝0敗、1セーブの成績を残した。直球の最速は157キロで、スライダー、カーブ、チェンジアップ、シンカーなどの変化球を駆使し、緩急を生かした投球を持ち味とする。

 マイナー時代を含め、通算522投球回を大きく上回る564奪三振を記録するなど、三振が奪えるのも魅力。球団幹部は「今シーズンずっと狙っていた投手。リリースする位置も高くて角度があり、空振りも取れる。先発でも(平均)150キロぐらい出せる」と評価しており、先発での活躍に期待した。

 獲得を目指す過程で、エルドレッド駐米スカウトが直接面談を行い、契約に結びつけたことも判明した。同幹部が「(今までに)ないです。初めて」と明かしたように、前例がない異例の交渉スタイル。同スカウトを通じて、日本野球、文化、生活面などの詳細を伝えたという。懸命のアプローチが実を結び、意中だった右腕の心を射止めた。

 新井監督も既にプレー映像を確認しており、リストアップしていた数人の候補選手の中では1位の評価だった。今季は先発として期待されたドミンゲスが6試合(うち先発は5試合)の登板で1勝止まり。チーム防御率もリーグ5位の3・20と低迷しただけに、再建にはターノックの活躍が不可欠だ。

 球団では今後も新外国人の獲得調査を継続。去就が未定となっているハーンの動向を含め、救援候補をリストアップした上で、検討を重ねていく。

 ◇フレディ・ターノック 1998年11月24日生まれ、米フロリダ州出身の26歳。17年ドラフト3巡目でブレーブス入団。22年8月17日のメッツ戦でメジャーデビュー。アスレチックス(23年~)、フィリーズ(24年6月~)を経て、25年はマーリンズに所属。1メートル93、84キロ。右投げ右打ち。

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