中日・松山晋也 育成ドラフト出身最速の大台到達! 150%増の1億2500万円「まだレベルアップを」

[ 2025年11月23日 09:53 ]

<中日・松山契約更改>大幅増で契約更改を終え、来季への意気込みを語る松山(撮影・椎名 航)
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 中日・松山晋也投手(25)が23日、名古屋市内の球団施設で契約更改交渉に臨み、今季年俸5000万円からの7500万円アップとなる1億2500万円(金額は推定)でサインした。22年育成ドラフト1位で入団し、来季が4年目となる竜の新守護神。巨人・山口鉄也の5年目を上回り、育成ドラフト出身選手では最速で大台1億円に到達した。

 大幅増をつかみ取った右腕は、球団からの期待に決意も新ただった。「ライデルの穴を埋めてくれてありがとう、来季もお願いしますと言われました」と笑顔を見せ、交渉の席を振り返った。

 圧倒的な成績を残した。R・マルティネスが巨人に移籍した今季、開幕から守護神に任命されると3月29日のDeNA戦(横浜)でプロ初セーブを記録。150キロ超の直球に落差鋭いフォークボールを武器に、その後も順調にセーブを積み重ねた。7月上旬に右尺骨肘頭疲労骨折で約1カ月間、離脱したが最終的に53試合の登板で0勝1敗46セーブ、防御率1.54の成績をマーク。R・マルティネスとともに最多セーブのタイトルを獲得。同タイトルは育成出身選手としては史上初となる快挙だった。

 文句の付けようがない成績だったが、さらなる高みを目指す右腕は反省点を口にする。「ケガをしたのはよくないので反省して。他の部分はよかった。1回ミスはしましたけど」と表情を引き締める。「1試合、やられてしまったので、まずは抑える。50試合登板以上を目指したい」と来季に向けての抱負を口にした。

 すさまじいスピードで大台に到達した。22年育成ドラフト1位で中日に入団。支度金300万円、年俸300万円でプロの門を叩いた。翌年6月に支配下登録されると、年俸は420万円にアップ。1年目は36試合の登板で17ホールドを挙げ、最初の契約更改交渉は1750万円でサインした。

 勢いは止まらない。2年目は開幕1軍の座をつかみ、安定した内容でシーズンを完走。59試合の登板で2勝3敗41ホールド、防御率1.33を記録し、阪神・桐敷とともに最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した。2回目の交渉は3250万円増の5000万円でサイン。右肩上がりの直線で、まずは大台まで到達した。

 来季に向け、1月は今季途中まで同僚だったオリックス・岩嵜と沖縄で自主トレを行う。「Aクラスを目指してやらないといけない。橋本さんが会見で僕から守護神を取ると。追われる立場になったし、チームの競争はいいことだし、自分はまだまだレベルアップしていきたい」。松山はチーム内競争に勝ち、絶対的守護神の座を確固たるものにする。

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