【神宮大会】神戸国際大付 石原“ゆうじろう”「嵐を呼べました」全国デビュー戦で逆方向に豪快弾

[ 2025年11月16日 05:30 ]

第56回明治神宮野球大会高校の部2回戦   神戸国際大付 7―0 中京大中京 ( 2025年11月15日    神宮 )

<中京大中京・神戸国際大付>2回、ソロを放ち喜ぶ神戸国際大付・石原(中央)  (撮影・五島 佑一郎)
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 高校の部は2回戦2試合が行われ、神戸国際大付(兵庫)は中京大中京(愛知)を7―0の7回コールドで下し、04年以来21年ぶりの初戦突破を決めた。「5番・左翼」の石原悠資郎外野手(2年)が2回のソロ本塁打を含む2安打2打点と躍動した。大学の部は1回戦と2回戦が1試合ずつ行われた。

 神戸国際大付の千両役者は、決めぜりふのように言った。「嵐を呼べました」。1―0の2回先頭、石原は外角直球を逆方向へ豪快に飛ばした。右中間最深部に着弾する高校通算15発目のソロ本塁打。「逆方向への打撃も得意。めちゃくちゃ気持ち良かったです」。全国大会デビュー戦で公式戦初本塁打を放つ役者ぶりも光った。

 名前の「ゆうじろう」は、俳優の石原裕次郎さんが由来。母方の祖父が「石原姓になるなら、孫の名前は“裕次郎”だ」と希望し、昭和の大スターと同じ名前の読みになった。

 出場10校の選手の中で最重量となる110キロの巨漢からは、貫禄と風格が漂う。この体格が飛距離の源と思いきや「痩せて動きに切れが出れば、打球はもっと飛ぶ」と断言する。来春選抜までの15キロ減が目標。名俳優の役作りのような厳しい減量を課し、甲子園でも主役を張るつもりだ。

 同校は09年以来16年ぶりの出場。1番・田中翔麻(2年)の先頭打者本塁打に始まり、4回には井本康太(同)の右越え2ランも生まれた。同一チームの1試合3発は、24年に低反発の新基準バットに完全移行されて以降、甲子園大会などの全国大会では初の快挙だ。石原の好きな曲は石原さんが歌う「嵐を呼ぶ男」。「ゆうちゃん」の一発は、上空に雲一つない神宮に嵐を呼んだ。 (河合 洋介)

 ◇石原 悠資郎(いしはら・ゆうじろう)2008年(平成20)5月10日生まれ、岡山市出身の17歳。小1から相生・港クラブで野球を始め、中学では東岡山ボーイズに所属。神戸国際大付では1年秋からベンチ入り。今秋は近畿大会で背番号17、明治神宮大会では同7に昇格。1メートル78、110キロ。右投げ右打ち。

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