ドジャース・ロバーツ監督「ライオンの心を持ったチャンピオン」 山本由伸の「中0日」舞台裏を明かす

[ 2025年11月14日 13:42 ]

金の紙吹雪が舞う中でトロフィーを高々と掲げる山本由伸(中央)、ロバーツ監督ら歓喜のドジャース・ナイン(AP)
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 ドジャースデーブ・ロバーツ監督(53)が、14日に配信されたABEMAのインタビュー企画「おはようロバーツ」に出演。ブルージェイズとのワールドシリーズの激闘を振り返った。

 サンディエゴの自宅で行われたインタビューで、ロバーツ監督は「ブルージェイズとのワールドシリーズは、史上最高のものとして記憶されるでしょう」と語った。ワールドシリーズは最終第7戦までもつれこみ、ドジャースが世界一連覇を果たした。

 その中で山本由伸投手は第2戦に先発し9回4安打1失点完投。中5日で先発した第6戦でも6回5安打1失点と快投。さらに「中0日」で第7戦の同点の9回1死一、二塁から登板。2回2/3を1安打無失点で胴上げ投手になった。01年ランディ・ジョンソン(ダイヤモンドバックス)以来24年ぶりとなるWS3勝を挙げてドジャース初のWS連覇の立役者に。日本選手では09年松井秀喜(ヤンキース)以来のMVPに輝いた。

 指揮官は中0日登板の舞台裏を語った。「第6戦の後、彼は“第7戦で投げられるように準備させる”と言ったんだ」。彼とはオリックス時代から師事するトレーナーの矢田修氏。「矢田センセイは、とても献身的に(由伸の)体とメンタル両方を整えてくれたんだ」と話し「山本はトレーニングスタッフに“投げられる”と伝えていた」と振り返った。

 「由伸がどれくらい投げられるかは分からなかった」とし、山本の後は今季限りでの現役引退となったカーショーを起用する方針だったという。それでも山本は胴上げ投手となった。ロバーツ監督は「彼は“負けるという選択肢はない”と言った。日本のプレーヤーは競争心やタフネスさが文化的にも根付いているが、由伸のマインドは本当に強いんだ」と称賛した。

 ロバーツ監督の中でのMVPを問われると「由伸」と即答。「ポストシーズン史上、最高に活躍した選手の一人だと思う。ポストシーズンで2つの完投勝利、中0日登板。ポストシーズンで彼のような投手は本当に記憶にない。彼のことを心から誇りに思っている。彼はライオンのようなハートを持ったチャンピオンなんだ」とし、再度「由伸を誇りに思っている」としみじみ語った。

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