マリナーズ ヤクルト村上獲り参戦!悲願世界一の使者 60発ローリーと日米最強タッグだ

[ 2025年11月14日 02:30 ]

ヤクルト・村上宗隆
Photo By スポニチ

 悲願のワールドシリーズ(WS)制覇の使者だ。GM会議に参加中のマリナーズのジャスティン・ホランダーGM(46)が12日(日本時間13日)、ヤクルトからポスティングシステムを利用して大リーグ移籍を目指す村上宗隆内野手(25)の代理人と接触していることを明かし、獲得を熱望した。30球団で唯一、WS出場もないチームの起爆剤として日本が誇る大砲の獲得を目指す。

 最後の階段を上るための切り札になるかもしれない。メディアから出た村上の名前に、ホランダーGMの目が輝いた。「非常に若い段階でNPBに入り、キャリアの初期からリーグ屈指の選手になった。それ自体が彼のポテンシャルを物語っている」。ただ称賛するだけではなく、すでに代理人であるケーシー・クロース氏と接触したと明かした。

 「(代理人とは)話をした。彼にとって何が重要か、マーケットがどのあたりにありそうか、NPBからメジャーへの移行をサポートする上で何が大切か、そうした初期的な話し合いを行った」

 今オフは打率・295、92打点、20本塁打をマークした一塁手のネーラーと、49本塁打の三塁手・スアレスがFA。現状では一塁と三塁が空白となっており、補強ポイントに村上が合致する。ホランダーGMは「彼の持つ純粋なパワーは、NPBでもメジャーでも、どんな球場でも通用するだろう。動きも軽く、柔軟で、三塁でも一塁でもいろんなことができる。とても優れた選手だ」と評価した。

 村上が加われば強力な日米大砲タッグが完成する。今季、史上7人目でスイッチヒッター最多本塁打となる60本塁打を放ちア・リーグ本塁打王となったのが、MVP候補のローリー。22年に日本選手最多となる56本塁打を放った村上との計399発コンビは、他球団にとっても脅威になる。

 争奪戦を勝ち抜くために心強い存在もいる。球団会長付特別補佐を務めるのはレジェンドのイチロー氏。同GMは「イチローはリクルートの手助けをしたり、選手と会って“シアトルでどんな生活ができるのか”を伝えたりをいつも快く引き受けてくれる。日本からアメリカに渡ったイチローのような人物がチームにいるのは本当に幸運だ」と期待した。

 24年ぶりの地区優勝も、あと1勝でWS初進出を逃した。悲願達成へ。村上争奪戦に全力を注ぐ。(杉浦 大介通信員)

 ≪米メディアも移籍先に大注目≫村上については米メディアも注目。米放送局の「FOXスポーツ」は移籍先候補にマリナーズ、カブス、ヤンキースの3球団を挙げ、名物記者のジョン・ヘイマン氏はSNS上でレッドソックス、オリオールズ、ドジャース、メッツなどとした。同記者は「非常に強力な打者で、3冠王も獲得し、凄いパワーでシーズン56本塁打もマークした。チームがパワーを求めているなら、彼こそがその選手だ」と猛プッシュした。

 ≪巨人・岡本とともに各球団首脳も高評価≫マリナーズ以外にも村上獲得を目指す各球団の首脳は高評価を口にした。レッドソックスのクレイグ・ブレスロー編成本部長は名前こそ挙げなかったが「日本の市場に素晴らしい才能がある。チームを強化するあらゆる可能な道を模索していくつもり」と巨人・岡本とともに力を認めた。また、オリオールズのマイク・エリアスGMも「我々は彼らに備えて多くの時間と労力、そして現地への出張を重ねてきた。彼らと話ができる日を楽しみにしている」と参戦へ前向きな姿勢を示した。

この記事のフォト

「村上宗隆」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2025年11月14日のニュース

広告なしで読む