侍ジャパン 阪神・森下翔太 岡本和真から吸収したものは…“企業秘密”で詳細明かさず

[ 2025年11月13日 05:15 ]

<侍ジャパン強化合宿>守備練習する森下(撮影・尾崎 有希)
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 侍ジャパンは12日、韓国との強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025」(15、16日=東京ドーム)に向けて宮崎で行っていた強化合宿を打ち上げた。阪神・森下翔太外野手(25)は、合宿期間中に巨人・岡本和真内野手(29)から、来季へつながる打撃技術を吸収したことを明かした。この日、セ外野部門でゴールデン・グラブ賞を初受賞した若虎。その守備力にもさらなる磨きをかけ、来年3月に開催される第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のメンバー入りを狙う。

 宮崎での強化合宿最終日。時折、小雨が降り注いだ天候とは対照的に、練習を終えた森下の表情は晴れやかだった。合宿期間を利用して“岡本イズム”を吸収できたことに、充実感をにじませた。

 「バッティングのことをけっこう、質問させてもらった。自分が聞くだけじゃなく、自分のことも聞いてくれた。お互いに会話をしながらできた」

 岡本が合流した初日の8日こそ通算248本塁打、717打点を誇る強打者のオーラに圧倒された。それでも持ち前の陽気さで懐に飛び込み、積極的に意見を交換。その内容は“社外秘”とばかりに詳細は明かさなかったが、「これから(試してみて)という感じです」。スイング軌道、打席内での考え方などを取り入れていく。

 岡本はポスティングシステムを利用してのメジャー挑戦を表明しており、今回が2人で密に会話できる最後の機会となる可能性もある。貴重な機会を最大限に活用し、打撃主要3部門のタイトル獲得を狙う4年目へつながるヒントを手にした。

 勲章もつかんだ。この日、ゴールデン・グラブ賞を初受賞し「今年だけじゃなく来年以降も狙っていきたい」と声を弾ませた。今季開幕前から「絶対に獲りたい」と意気込んでいた守備部門の表彰。豪快な打撃とは対照的に「堅実にプレーすること」を意識し、積み上げた成果の結晶だ。阪神では主に右翼を守るが、侍ジャパンでは目下、中堅守備を本格的に練習中。この日の打撃練習でも中堅で軽快な動きを見せ、「どのポジションになったとしても、ゴールデン・グラブが狙えるような選手になっていきたい」。この実績も、来春のメンバー入りへの布石となるはずだ。

 15日からは、今季最後の実戦となる韓国戦に臨む。「(WBC)本戦は3月。より多くアピールして、持っているものを最大限出しきって、納得いくような結果で終えたい」。攻守に躍動し、飛躍の年を締めくくる。(石崎 祥平)

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