西武・今井達也 米で“ネクスト山本由伸”評価爆上がり 8年292億円 ポスティング容認へ最終段階

[ 2025年11月6日 03:00 ]

西武・今井
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 ポスティングシステムを利用して今オフの大リーグ挑戦を希望している西武今井達也投手(27)について米メディアが4日(日本時間5日)、契約規模が8年総額1億9000万ドル(約292億6000万円)の巨額に上ると予想した。球団はポスティングを容認する方向で最終調整に入っており、この日ベルーナドームで練習を行った右腕は、ドジャースのワールドシリーズ(WS)連覇などについても語った。

 ドジャースのWS連覇の余韻も冷めやらぬ中、海の向こうから驚愕(きょうがく)の数字が届いた。スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」が、今オフの移籍市場の動向を予測する特集記事を掲載。今井は8年総額1億9000万ドル(約292億6000万円)の超大型契約と予想され、全体では4番目にランク付けされた。

 記事では今井の西武での成績を、過去に大リーグに移籍した菊池雄星、千賀滉大、黒田博樹らのNPB時代と比較。さらに今季の成績が、レッドソックス移籍前年の06年の西武・松坂大輔と一致していると分析した。今オフは「先発ローテーションの上位クラスの投手の市場が比較的弱い」とも付け加えた。日本選手の大リーグ移籍時としては、23年オフのドジャース・山本の3億2500万ドル(契約時=約462億円)に次ぐ、大型契約となる。

 さらにWSで評価を一気に高めMVPを獲得した山本の存在が、今井の価値を急騰させるとした。「ポストシーズンで活躍したのが今井と同じく小柄な日本人右腕だったこともプラスに働くかもしれない」と指摘。身長は山本が1メートル78で今井が1メートル80とほぼ同じ。「小柄な投手は大リーグで活躍できない」との定説をぶち破った山本の活躍が、追い風になるという。

 山本と同学年の今井はこの日、2日ぶりにベルーナドームで練習。今オフの大リーグ移籍について球団からは「何も言われていない」と話すにとどめた。一方で通訳やトレーナーを決めるなど水面下で準備を進めている。山本のMVP受賞には「可能性はゼロじゃないんだ」と刺激を受けた様子で「ドジャース以外の選手もみんなワールドチャンピオンを目指している。(自分が)味方になるか敵になるかは分からないけど…。通用するか分からないけど楽しみです」と話した。

 今井について広池浩司球団本部長は「代理人さんと話はしている。今度本人と話して、そこで結論は出ます。(球団の)方向性はある程度決まっている」と話したが、球団はポスティングを容認する方向で最終調整に入っている。記事では今井の移籍に伴う西武への譲渡金は約3000万ドル(約46億2000万円)。巨額マネーが動くその去就が、さらなる注目を集める。(鈴木 勝巳)

 ≪契約額日本選手2番目、全体では3番目≫大リーグでの日本選手の契約最高額は23年オフのドジャース・大谷が結んだ、10年総額7億ドル(契約時=約1015億円)。2位が同年オフのド軍・山本の12年総額3億2500万ドル(同=約461億5000万円)で、日本からの大リーグ移籍時では山本が最高額だ。今井が予想通りの金額となれば、13年オフ、ヤンキース・田中将(現巨人)の7年1億5500万ドル(同=約161億2000万円)を上回り渡米時では日本選手2番目、全体でも3番目となる。

 ≪岡本&村上契約予想で上位≫今オフにポスティングシステムで大リーグに挑戦する野手のヤクルト・村上、巨人・岡本も、契約予想で上位に入った。来年2月に26歳になる村上は「キャリアのピークをこれから迎える」とし「ソト(メッツ)、ゲレロ(ブルージェイズ)、山本由伸ら超長期契約がどれほど高額だったかを考えると、村上も高額になる可能性が高い」と強調。全体8番目の8年総額1億5850万ドル(約244億900万円)と予想した。一方の岡本は29歳という年齢が考慮され、村上の約半分の4年総額7850万ドル(約120億8900万円)。ともに日本では主に三塁手としてプレーしたが「メジャーでは一塁手の方が適しているだろう。守備面では少なくとも当初は岡本の方が優れているはずだ」とされた。

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