「自分にとって最高の野球の瞬間」WS第3戦で好救援→英雄のクラインは激動1年に「クレイジー」

[ 2025年11月4日 09:50 ]

ワールドシリーズ第3戦に10番手で登板したドジャース・クライン(AP)
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 ワールドシリーズ(WS)で球団史上初の2連覇を飾ったドジャースが3日(日本時間4日)、本拠地ロサンゼルスで優勝パレードを実施。その後にドジャースタジアムに移動し、優勝報告会を行った。第3戦で好救援したウィル・クライン投手(25)は世界一の一員となり喜びもひとしおの様子だった。

 クラインは10月27日(同28日)の第3戦で5―5の延長15回から10番手でマウンドへ。4回を投げ1安打無失点とブルージェイズ打線を抑え、延長18回にフリーマンのサヨナラ本塁打を呼び込み、劇的な勝利に貢献。これまでメジャーでは36球が1試合最多だったが、大舞台で72球を投じ英雄となった。ドジャースのWS4勝のうち、3勝はMVPを獲得した山本由伸が手にしたが、それ以外の唯一の白星はクラインに付いた。

 激動の1年だった。今季はマリナーズ3Aで開幕を迎え、5月末にDFAとなり6月にドジャース加入。ただ、ド軍加入後もメジャー昇格、マイナー降格を繰り返し、レギュラーシーズンの成績は14試合で防御率2・35。ポストシーズンが始まってもロースター外でアリゾナでライブBP登板やキャッチボールで調整していた。

 ところが、救援左腕・ベシアが家族の問題でチームを離れたことから、WSから急きょロースター入り。そして、歴史的死闘となった第3戦で英雄級の活躍を見せた。

 クラインは「ここにいられるのはいいことだよ。これまで起きたことを考えるとちょっとクレイジーな展開だったけど」とシーズン当初を振り返り、まさか優勝パレードに参加するとはと驚きを隠せない様子。「昔は自分にとって一番好きな野球の瞬間は、ただのファンとして見ていた時のことだと思ってたんだけどね。でも今はたぶん今回のことが、自分にとって最高の野球の瞬間になったと思う。チームが勝って、その一部になれたという意味でね」と世界一の一員になれたことに胸を張った。

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