ドジャース・大谷翔平の「けいれん」細心の注意を 23年は故障の前兆

[ 2025年10月30日 01:30 ]

ワールドシリーズ第4戦   ドジャース2―6ブルージェイズ ( 2025年10月28日    ロサンゼルス )

<ドジャース・ブルージェイズ>11回、塁上で足を気にする大谷を見つめるロバーツ監督と中島トレーナー(撮影・沢田 明徳)
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 【ヤナギタイムズ】ドジャース・大谷は27日のWS第3戦の延長11回の走塁時に不自然な足の運びを見せた。原因は「右脚のけいれん」だった。MLB担当・柳原直之記者(40)のコラム「ヤナギタイムズ」で、その症状が意味するものを考察した。

 「cramp」。エンゼルス時代から大谷の取材で度々耳にする「けいれん」のことだ。デーブ・ロバーツ監督の口から正直、聞きたくはなかった。

 大谷はWS第3戦の延長11回の走塁時に不自然な足の運びを見せた。一夜明け、試合前会見で指揮官は「翔平は“状態は良い”と言っていた。様子を見ながら対応していく」と説明した。メディアの間では「ケガをしないか心配だ」という声が絶えなかった。

 かく言う私もその一人。大谷の「けいれん」は故障の前兆だったからだ。エ軍時代の23年7月。球宴後に脇腹、両ふくらはぎ、右手中指が相次いでけいれん。結局、右肘じん帯を損傷し、9月には右脇腹を痛めシーズンが終わった。今季も7月30日のレッズ戦で投手復帰7度目の登板で初めて4イニング目に突入したところで右臀部(でんぶ)のけいれんで緊急降板。その後はトレーニング量を調整し再発は免れた。この日もけいれんの再発はなく、本人も首脳陣もひと安心したことだろう。

 思えば、シーズン161試合目のマリナーズ戦を欠場したことがコンディションを整える上で大きかった。当時は3年連続本塁打王へ、ナ・リーグトップのフィリーズ・シュワバーに2本差に迫る中で「なぜ?」と疑問だったが「PSに向けてという判断。後悔はない」と語っていたことが今になってふに落ちる。残りは3試合。故障やその前兆には細心の注意を払った上で、第7戦でWS連覇を決めるマウンドに立っている姿を見てみたい。

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