阪神ドラフト5位・能登嵩都 虎でも丸刈り宣言 愛称“栗まんじゅう”セ界討伐へ「必要とされる投手に」

[ 2025年10月29日 01:15 ]

オイシックス・武田勝監督(左)から祝福される能登
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 阪神からドラフト5位指名されたオイシックスの能登嵩都投手(24)が28日、新潟市のハードオフエコスタジアム新潟で球団から指名あいさつを受けた。今季イースタン・リーグで投手4冠に輝いた右腕は、トレードマークの丸刈りを阪神でも継続する意向を示し、飛躍を誓った。

 一本気な性格そのままに、猛虎の一員になっても丸刈りを貫く。1メートル84、88キロすらっとした体格に、端正なキリッとした顔立ち。だが、能登のさっぱり刈り込まれた髪形は強い決意を物語っていた。

 「“ここで能登に投げさせておけば大丈夫”っていう必要とされるピッチャーになることが一番大事だと思うので」

 桐蔭横浜大時代からトレードマークは丸刈り。フォルムが和菓子の栗まんじゅうに似ていることから、いつしか愛称は「栗まんじゅう」となった。ファンからは人気漫画「ちいかわ」のキャラクター「くりまんじゅう」のグッズをプレゼントされることもある。入団後もこのヘアスタイルは変えないつもりだといい「やっぱり楽ですし、男らしさもあるのかなと思います。(イメチェンの予定は)今のところないです」ときっぱり。活躍して、虎党にも丸刈りが定着することを目指し「そうなればいいです」と思い描いた。

 今季のイースタン・リーグで開幕投手を託されるなど、オイシックスではエースとしてフル回転。12勝(4敗)で防御率は2・60と抜群の安定感を誇った。そして勝利数、勝率、奪三振、防御率の投手4冠を獲得。昨季は四球の割合が高かったことを課題とし、オフは1日200球の投げ込みで制球力を磨いてきた。「1年間やってきたことは間違いじゃなかった」。努力を重ね、支配下での指名を勝ち取った。

 最速150キロの直球と、縦に大きく変化するカーブが持ち味のダイナミックな右腕。吉野誠スカウトは「前から投げ下ろす角度が一番の評価ポイント。十分、1軍の戦力になる」と期待を寄せた。

 旭川大高(北海道)3年時の19年夏。初戦は9回1失点と好投しながら、星稜(石川)の奥川(現ヤクルト、写真)との投げ合いで競り負けた。「6年前にああいう舞台でやらせてもらって、またそこに戻るチャンスがあるのはうれしい」。タテジマに袖を通して聖地で躍動し、高校時代の悔しさも晴らす。 (山手 あかり)

 ◇能登 嵩都(のと・しゅうと)2001年(平13)9月29日生まれ、北海道出身の24歳。神居小3年から神居少年団で野球を始め、神居中では旭川大雪ボーイズでプレー。旭川大高(現・旭川志峯)では3年夏に甲子園出場。桐蔭横浜大ではリーグ戦通算3試合に登板。24年にオイシックス入団。今季イースタン・リーグで防御率、勝利、勝率、奪三振の4冠。1メートル84、88キロ。右投げ右打ち。

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