死闘の入口?ブルージェイズ、微妙判定&コールで先制機つぶす 球審「いつも通りの声と仕草でコール」

[ 2025年10月28日 17:43 ]

ワールドシリーズ第3戦   ドジャース6―5ブルージェイズ ( 2025年10月27日    ロサンゼルス )

主審に猛抗議するブルージェイズのシュナイダー監督(AP)
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 延長18回を戦い抜いた両軍。結果的に序盤の微妙なプレーが死闘を招く要因となったかも知れない。ブルージェイズ側から見れば“不運”なプレーは0―0の2回無死一塁の場面で起きた。

 5番・バーショがドジャース先発・グラスノーがカウント3―1から投じた高め直球を確信を持って見逃し。四球と思い、腕当てなどを外して一塁へと向かいかけた。しかしマーク・ウェグナー球審は少しの時間を置いた後に「ストライク」とコール。バーショは怪訝な表情を浮かべながらも、まだ一塁へと歩きかける素振りを見せた。

 バーショ同様、四球を確信した一走・ビシェットは二塁へと向かった。しかしストライクのコールを受けて捕手からの返球を受けた投手のグラスノーは一塁へ送球。一、二塁間で止まっていたビシェットは挟まれる形でタッチアウトとなった。

 球審は「いつも通りの声と仕草でストライクとコールしました。ただ、彼(バーショ)が聞こえなかったのかもしれません。それで一塁に行こうとしたのかもしれません」と説明。四球と自己判断したブルージェイズ側、走者が一塁にいる局面で「ボール」の判定が遅れぎみだった球審。双方の認識の食い違いで、微妙なプレーは生まれた。

 球審は「今回の試合でも、そしてキャリアの大半でも、私はすべての投球で同じやり方をしています。ただ、確かにスタジアムはかなり音が大きいですけどね」と強調。ベンチからブルージェイズ・シュナイダー監督が飛び出して猛抗議したが、判定は覆るはずはなかった。

 結局、1死走者なしとなった場面からバーショは四球で出塁。6番・カークの右翼線安打で1死一、三塁と局面を進めたが、後続が倒れた。仮に無死一、二塁となっていれば、先制点が入る可能性も高まっただけにブルージェイズ側にとっては痛恨のプレーだった。

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