谷繁元信氏 最近主流の複数捕手制で変化したこと 「そういうことが少しできない」と危惧も

[ 2025年10月26日 15:45 ]

谷繁元信氏
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 元中日監督の谷繁元信氏(54)が25日、ニッポン放送「ショウアップナイター60周年 名球会ラジオ」(土曜後5・20)にゲスト出演。自身の現役時代から様変わりした“捕手事情”について語り、危惧していることについても明かした。

 NPB歴代最多3021試合に出場して通算2108安打を放ち、野球殿堂入りも果たした、言わずと知れた名捕手だった谷繁氏。

 進行役を務めた煙山光紀アナウンサー(63)から質問を受け、期待している若手捕手の名前を次々に挙げ、「いいキャッチャーが増えてきた」と話したが、気になっていることもあるという。

 谷繁氏の現役時代は「正捕手」がシーズン全試合で先発マスクをかぶるのが当たり前。だが、現在は複数の捕手を相手先発投手の左右や、自軍先発投手の相性などにより使い分けるのが主流となっている。

 もちろん、それはそれでいい部分もある。だが…。

 「我々の時と違うのは。今のシステムっていうか、今年日本ハムがかなり完投数増やしましたけど、でも基本(投手を)つないでいくっていうのが主流ですから。キャッチャーの考え方っていうのは、僕らの時はどうしても先発投手が3打席から4打席はある程度シミュレーションしながら組み立てっていうのをやらされてたんですけど、今はその必要はない時代ですよね。(布石を打っても)代わってしまうんであんまり意味はない」

 そのため「どうしてもその場しのぎとか、いい球中心とか。バッター主体だけ、とかね。そういうふうになってしまう傾向があるんで、全部じゃないですけど。だからその辺が僕らの時代とはちょっと違うかなと。その分、キャッチャーとしての必要な能力というか、場面を読んだりですね、その先を読んだり、そういうことが少しできないんじゃないかなっていうことは感じてますね。中継ぎにしても我々の時代よりもかなり力があるので。スピードがかなり上がってますし。個々の能力がかなり上がってるんで。だから極端に言えばど真ん中に真っすぐをいっとけば打ち損じるだろうという。そういう傾向がちょっとあるんじゃないかな」とも話していた。

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