「私の声なんて聞き飽きてる」ブルワーズ監督の“人心掌握術”0勝2敗で苦境に立つ選手へ送ったのは…

[ 2025年10月16日 11:26 ]

第3戦前日の会見に臨んだブルワーズのマーフィー監督(撮影・杉浦 大介通信員)
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 ブルワーズのパット・マーフィー監督が15日(日本時間16日)、敵地でのドジャースとのナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)第3戦を前日に控え、会見に参加。選手たちへの思いを口にした。

 本拠での第1戦、第2戦を落とし、0勝2敗で敵地で第3戦を迎える。ポストシーズンの歴史上、7試合制のシリーズで2勝0敗のチームは、93回中78回(83.9%)でシリーズを突破している。逆に2連敗したブルワーズのNLCS突破率は20%にも満たないほど苦しい状況に置かれているということだ。

 ただ、マーフィー監督は「ドジャースが2試合で7点しか取ってないって聞いたら、“うまくいってるな”って思うだろう?投手陣はよくやってる」と決して下を向かず、投手陣は力投したと評価した。

 そして、ブ軍の選手たちによると、指揮官から励ましの“メモ”があったそうで、マーフィー監督は「読んだ?読んだなら分かるだろう。励ましの言葉で心からのメッセージだ。9カ月も一緒にやっていると、もう私の声なんて聞き飽きてるだろうから、たまには声じゃなくて30秒で読めるくらいの短いメモを書いたんだ」と意図を明かした。

 続けて「要は“偉大さってのはこういう状況から生まれる”ってこと。みんなが思ってる以上にチャンスなんだ。もし開幕4連敗したときに“あと4勝でワールドシリーズだぞ”って言ったら、全員喜んで飛びついただろう?だったら登るべき山があるだけだ。過去のことはもう過去。前に進むだけ。このチームは特別な結束を持ってるから、自信はある」と前進あるのみと声でなくあえて、文字でナインを鼓舞したと明かした。

 打線はスネル、山本とドジャース先発2人に苦しめられ、2試合でわずか2点しか奪えていないが、指揮官は「あの2人がどれほどすごいピッチングをしたか、もっと評価されるべきだよ。そのおかげで今は苦しい立場にいる」と両投手を再評価。その上で「でも、もともとこのチームは“あり得ない”ことをやってきた。首位に立って、リーグ最多勝を挙げたチームだ。だから信じてる。世間は“もう無理だ”って言うかもしれない。でも今は、言い訳したり説明したりする時じゃない。ただ“やる”だけだ」と0勝2敗から逆転でのワールドシリーズ進出に意気込みを見せた。

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