ソフトバンク 小久保監督は“横綱相撲宣言” いよいよCSファイナルSが開幕!!

[ 2025年10月15日 06:00 ]

CSファイナルS前日会見でソフトバンク・柳町(左)とピースポーズを決める小久保監督(撮影・成瀬 徹) 
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 不動心で受けて立つ――。ソフトバンクの小久保裕紀監督(54)が14日、「2025 パーソル クライマックスシリーズ(CS)パ」のファイナルステージ(S)前日会見に臨んだ。同学年の日本ハム・新庄剛志監督はトリッキーな戦術を得意とするが、一切の心の揺らぎもなく指揮すると強調。本拠地CS9連勝中の地の利も生きると説いた。離脱中だった主力も続々と1軍に合流し、2年連続の日本シリーズ進出に自信をのぞかせた。

 2年連続でポストシーズン初戦の相手は日本ハムとなった。同学年の敵将は“異次元”ともいわれる奇策も武器とする。ただ、壇上の小久保監督はいつも通りのポーカーフェースを一貫していた。

 「何をされても驚かないということを選手、首脳陣には伝えています。僕自身、何をされても驚かない。彼ならば、仕掛けてくるだろうなと常に思っています」

 日本ハム・新庄監督の野球を問われた際、少し笑いながら“不動心”を前面に出した。最後は4・5ゲーム差をつけてペナントレースを制したが、レギュラーシーズンの対戦は13勝12敗。終盤まで食い下がられた。CSファーストSはオリックスに2連勝で勝ち上がった。厄介な存在なのは百も承知だが勝手知ったる戦場も、有利に働くと読んでいる。

 「いよいよ、この福岡の舞台にやってくる。昨年もファイナルSは経験しましたが地の利を生かし、心を揺さぶる熱い試合ができるように頑張ります」

 昨季も本拠地で日本ハムを迎え撃ち、アドバンテージの1勝に加え3連勝で日本シリーズ進出を決めた。さらに本拠地開催でのCSは、19年の楽天とのファーストS第2戦以降、驚異の9連勝。一発勝負の独特な雰囲気も熱狂的なホームのファンのサポートが有利に働くとみている。

 離脱していた主力が続々と復帰する好材料も指揮官の動じない要因でもある。左脇腹痛で抹消中の近藤は間に合わなかったが、この日、左ふくらはぎ痛の今宮、背部痛の周東、左肩亜脱臼で手術した正木が合流。宮崎で実戦調整をしていた山川も元気な姿を見せた。「フェニックス・リーグから山川が戻り、今宮が間に合い、周東はかなり回復している。登録はしますよ」。正木も右の代打として、頼もしい要員となる。

 昨季は日本シリーズで2連勝後に4連敗と、短期決戦の怖さも知る指揮官は言う。「積極的に攻めたミスは一切責めない。アグレッシブなプレーを期待したい。ファンに今年のパ・リーグは面白かった、この2強が引っ張ったねと思ってもらえるように。どう始まったかより、どう終わったかが大事。そういう締めくくりにしたい」。動じることなく、前進し続ける。 (井上 満夫)

 ≪柳町は「どの打順でも」≫小久保監督とともに公式会見に臨んだ柳町は、力強い言葉でアピールした。副選手会長でもあり、最高出塁率のタイトルも獲得した背番号32は「僕自身、どの打順でも。レギュラーシーズンで4番にも置いていただいた。どこでも大丈夫かな」と自信を示した。CSファーストSで勝負強さを見せた慶大の同期だった郡司を「ああいう舞台でしっかり打つ。本当に手ごわい」と警戒していた。

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