ソフトバンク CSファイルSで鷹の1番有力 柳田悠岐 14年の再現あるぞ

[ 2025年10月13日 06:00 ]

ライブBPで大津(手前)から本塁打を放つ柳田  (撮影・成瀬 徹) 
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 ソフトバンクの柳田悠岐外野手(37)が12日、みずほペイペイドームで行われたライブBPで“先頭打者弾”を放った。相手が日本ハムに決まった15日開幕のクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(S)での活躍を予感させる一撃。右脚負傷から9月下旬に復帰し、2試合連続本塁打でシーズンを締めた打撃は好調を持続中だ。CS本番でも1番で起用される可能性があり、豪快なスイングでチームを勢いづける。

 ライブBPが始まるとともに柳田のバットが快音を響かせた。最初に打席に立ち、大津が初球に投じた直球を捉える。逆方向の左翼ホームランテラスに運ぶ豪快な“先頭打者アーチ”だ。

 打撃の現状については「今、練習中です。(打撃は)ムズいんで。いろいろ試している感じです」などと話すにとどめたが、CSファイナルSでの爆発に期待が高まる。今季最終戦の5日のロッテ戦でも逆方向に先頭打者アーチを放ち、2試合連続本塁打でレギュラーシーズンを締めくくった。

 強烈な先制パンチに大津は「いや、たまらないですね」と苦笑いを浮かべ、「ああいうことは試合でないようにしたい」と誓った。柳田も続く打席の対戦では多彩な変化球で空振り三振に抑えられ「次、抑えられているので。1勝1敗です」と笑顔で右腕を称えた。

 右脚負傷からの復帰後は調子が右肩上がりだ。4月11日のロッテ戦で自打球を受け、右脛骨(けいこつ)骨挫傷で長期離脱。9月22日に約5カ月ぶりに1軍に戻ってきた。2番で出場した2試合は無安打に終わったが、復帰3戦目の同24日の楽天戦から1番で起用されると、7試合の出場で5度のマルチ安打を記録した。小久保監督が「まだ打球が若い」とうなる打撃は健在だ。

 幾度も激戦を乗り越えてきた百戦錬磨のベテランだ。2軍戦で守備に就いたのは3イニングだった中、指名打者だけではなく左翼でも先発出場。守備も問題なくこなし、さすがの働きを見せた。

 CSファイナルSのオーダーはまだ不透明だが、周東が背部痛を抱えており「1番・柳田」の可能性は十分にある。柳田は14年のCSファイナルS第4戦でも先頭打者アーチを放っている。相手はその時と同じ日本ハムに決まった。CSファーストSを2連勝で突破した新庄ファイターズは強敵だが、柳田が躍動すればチームに勢いがつくことは間違いない。 (木下 大一)

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