カーショー 屈辱の2回5失点「いい球を投げきれなかった」 第4戦に「しっかり準備して臨むだけ」

[ 2025年10月9日 14:47 ]

ナ・リーグ地区シリーズ第3戦   ドジャース2―8フィリーズ ( 2025年10月8日    ロサンゼルス )

8回、シュワバーに2ランを浴びがっくりとうなだれるドジャース・カーショー(AP)
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 今季限りでの現役引退を表明しているドジャースのクレイトン・カーショー投手(37)が8日(日本時間9日)、本拠でのフィリーズとの地区シリーズ第3戦で、救援として今ポストシーズン(PS)初登板。2回を6安打5失点と不本意な投球でマウンドを降りた。

 2019年10月9日(同10日)、ナリーグ地区シリーズ第5戦のナショナルズ戦以来、6年ぶりとなるPSでのリリーフ登板。1―3の7回に大声援を背に、マウンドに上がった。7回は2死一、三塁とピンチを招きながらも無失点で終えたが、8回に強力打線に捕まった。

 先頭・リアルミュートにスライダーを捉えられ、左中間席に痛恨のソロ本塁打を被弾。さらに、四球と失策で1死二、三塁のピンチを招き、ターナーに右前へ2点打を浴びた。まだ終わらない。続くシュワバーにはこの試合2本目となる右越え本塁打を被弾。この回5点を失い、試合の大勢は決した。球場を引き上げるファンの姿も多数見られ、カーショーも肩を落としてうつむきながら、ベンチへと引き揚げた。

 通算223勝のレジェンドは「タフだった。この2イニングはきつかった。7回はテオ(・ヘルナンデス)のナイスプレーに助けられたけど、それでもいい球を投げきれなかった。コマンド(制球)に苦しんでいた。ストライクを投げようとしてる時点で、本来“打者を抑えよう”としてる状態じゃなくなってる。だから楽しいイニングじゃなかった」と厳しい表情で振り返った。

 不調の原因について「わからない。できることは全部やった。登板の間が空いてたけど、フラット(平地での投球練習)もやったし、地道に準備はしてきた。でも今夜は、単にうまくいかなかっただけだ」と淡々と言葉を絞り出し、悔しいかと問われ「それはあんまりいい質問じゃないね」と語気を強めた。

 不本意な投球内容だったが、数多くの山も谷も経験してきたベテランは視線を下に向けることはしない。「明日はグラスノーが投げる。私たちはそれでいい気分で臨める。まだ2勝1敗でリードしてるし、悪くない状況だ」としたうえで「野球のいいところは毎日試合があること。だから明日の第4戦、しっかり準備して臨むだけだ」と力強く言い切った。

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