侍ジャパン・井端監督 二遊間は5人選出 小園を軸に見極める 世代交代が鍵

[ 2025年10月9日 05:10 ]

侍ジャパンのメンバーに小園を発表する井端監督(右)=撮影・須田 麻祐子
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 侍ジャパンは8日、11月15、16日に東京ドームで開催する韓国との強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025」の出場選手を発表した。井端弘和監督(50)は来年3月の第6回WBCに向けて「二遊間」の見極めをテーマに掲げた。現日本人メジャーリーガーには内野手が不在で、特に要の遊撃手の人選を大会連覇の鍵として重要視した。

 井端監督は23年の就任から遊撃手の世代交代を掲げてきた。今回の韓国戦は来春WBC前では最後の海外勢との試合。「特に二遊間と外野。二遊間は多めに呼んでいる。きっちり見極めていきたい」とテーマを掲げた。

 候補に挙がるメジャー組の野手はカブス・鈴木、レッドソックス・吉田、カージナルス・ヌートバーら全員外野手で、本番も内野は国内組で編成することになる。前回大会で正遊撃手を務めた西武・源田は来年33歳で若返りは必要不可欠。3月の強化試合に比べて外野手を2人減の3人とし、二遊間は5人を選んだ。

 遊撃手の有力候補と目される広島・小園は7年目で初タイトルとなる首位打者に輝き、「初対戦の対応力は素晴らしい。首位打者(獲得)と、かなり成長している」と評価。就任初陣から選出し、昨秋のプレミア12では正二塁手として起用した経緯も踏まえ「ショート、セカンドで今回も挑戦してほしい」と期待を込めた。

 23年WBCメンバーで今季初めて首位打者を獲得したソフトバンク・牧原大、初選出の野村、楽天・村林、DeNA・牧を二遊間で選出した。今回は見送ったオリックス・紅林も遊撃候補の一人とみられる。現役時代7度のゴールデングラブ賞を誇る井端監督は「競争が第一。国内組しかいないポジションで勝ち抜いてほしい。打撃も守備も」と熱望し、まずは11月6~12日の宮崎合宿に視線を向けた。(神田 佑)

 ≪ピッチコム導入へ≫WBCではMLB公式戦と同様にピッチコム、ピッチクロック、拡大ベースが採用される。会見に同席したNPB・中村勝彦事務局長が明かし「ルール面でWBC本大会を想定した形での試合を行う」と説明した。捕手は従来より1人多い4人を選出。井端監督は「ピッチクロックを経験してほしいので4人にした。ピッチコムも含めてピッチャーとうまく話し合ってもらえれば」と狙いを明かした。

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