広島・新井監督が“盟友”にはなむけ 4日最終戦に田中広輔と松山竜平の功労者2人の起用明言

[ 2025年10月3日 05:05 ]

練習中、小園(左)と話す新井監督
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 広島・新井貴浩監督(48)が2日、今季限りで退団する田中広輔内野手(36)と松山竜平外野手(40)を、今季最終戦となる4日のヤクルト戦(マツダ)に出場させると明かした。16~18年のリーグ3連覇に貢献したベテラン2人はこの日、松田元(はじめ)オーナー(74)へあいさつに出向き、カープ戦士として臨む最後の一戦へ意気込みを示した。

 新井監督は粋な心遣いで、球団を去る功労者2人を送り出す。あす4日の今季最終戦。来季の構想から外れ、現役続行を希望して退団する田中、松山の起用を明言した。

 「最終戦で登録するからな、というのは前から伝えてある。彼らがいなかったら(16~18年の)優勝もなかったと思う。自分も現役時代を一緒にやっているし、たくさんの思い出もある。これでカープのユニホームを着て現役をするということは最後になるから、いろんなファンの方に見ていただきたい」

 功労者の2人に、カープ戦士として最後の花道を用意した。田中は先発する予定で、松山は代打で待機する。ともに16~18年のリーグ3連覇に貢献し、指揮官も現役時代に一緒にプレー。戦力外通告を受けた1日には、マツダスタジアム内で直接、指揮官が思いを伝えたという。

 「これは誰もが通る道。2人とも、まだ野球をやりたいということなので、彼らの人生だし、彼らの思うようにやってもらいたい」

 田中は今季1軍で14試合の出場にとどまったが、ウエスタン・リーグでは62試合で打率・333。9月25日の同阪神戦での出場が、カープ最後の試合だと思っていたという。しかし、思い出が詰まったマツダスタジアムでプレーする機会をもらったことに感謝。「監督も言っていましたけど、一つの区切りとして。誰しもがやってもらえることではない。もう一度、気を引き締めて、出るからにはちゃんとやりたいですし、いいパフォーマンスを見せたい」。そう全力プレーを誓った。

 松山は23年に代打で打率・380、21打点の好成績を残すなど、近年は代打の切り札として勝負強さを発揮。18年目の今季はここまで1軍出場なしに終わったが、カープ戦士として最後の1打席に強い思いを込める。「18年間お世話になったので、いい姿を見せられればいいかなと思う。安打、本塁打が一番いいかもしれないですけど、しっかり自分のスイングをして、まだできるというところを見せられたら」。慣れ親しんだ本拠地でコイ党に雄姿を届け、次のステップに向かっていく。(長谷川 凡記)

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