吉田正尚 初PSで打率.571と奮闘もチームはWCS敗退 この日は初先発でマルチ安打

[ 2025年10月3日 11:42 ]

ア・リーグ ワイルドカードシリーズ第3戦   レッドソックス0―4ヤンキース ( 2025年10月2日    ニューヨーク )

4回、中前打を放つレッドソックス・吉田(AP)
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 レッドソックスの吉田正尚外野手(32)は2日(日本時間3日)、敵地でのヤンキースとのワイルドカードシリーズ(WCS)第3戦に「4番・DH」でポストシーズン(PS)3試合目で初先発。第1打席で安打を放ち、PS3試合連続安打をマークした。第2打席でも安打を放ち、PS初のマルチ安打とした。しかし、チームは打線がつながりを欠いて零敗し、吉田にとっては3年目で初のPSは無念の敗退となった。

 この日のヤンキース先発は100マイル超の速球を誇り、身長1メートル98の新人右腕シュリトラー。身長1メートル73センチの吉田とは25センチの身長差があるが、カウント2―2から甘く入ったカットボールを左前に流し打ち、先発起用に応えた。

 第2打席は0―0の4回2死走者なしの場面。2球目であっさり追い込まれたが、カウント1―2から99.7マイル(約160.5キロ)の外角高め速球を鮮やかに中前にはじき返した。これで今PSは5打数4安打の打率8割と絶好調だ。

 レッドソックスは9月30日の第1戦で吉田が代打逆転適時打を放ち、2―1で先勝。米データサイト「オプタ・スタッツ」によると、初めてのポストシーズンの打席の初球に逆転打を放ったのはMLB史上初という記録的一打だった。吉田は第2戦もベンチスタートとなったが、7回には2死一、二塁で2戦連続代打として出場。ヘッドスライディングで二塁内野安打をもぎ取ったが、得点にはつながらず。チームも接戦を落として1勝1敗のタイに持ち込まれた。

 今季は右肩痛で出遅れ、メジャー復帰したのは7月。3年目で自己最少となる55試合の出場にとどまった。打率.266、4本塁打、26打点と苦しい年となったが、シーズン最終盤には今季最長の7試合連続安打を放つなど、初のPSに向けて調子を上げていた。

 吉田は初のPSで7打数4安打の打率.571と奮闘したが、チームを地区シリーズに導くことはできなかった。

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