「一生忘れない」カブス・鈴木誠也 PSで「偉大な先輩」ダルビッシュから二塁打 地区シリーズ進出貢献

[ 2025年10月3日 10:41 ]

ナ・リーグ ワイルドカードシリーズ第3戦   カブス3―1パドレス ( 2025年10月2日    シカゴ )

地区シリーズ進出を決めシャンパンファイトで盛り上がるカブス・鈴木誠也(撮影・笹田 幸嗣通信員)
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 カブス鈴木誠也外野手(31)が2日(日本時間3日)、本拠リグレー・フィールドでパドレスとのワイルドカードシリーズ(WCS)第3戦に「5番・右翼」で先発出場。2回に二塁打で先制点を演出するなど、3試合連続となる長打をマークし勝利に貢献。チームは2勝1敗で地区シリーズ進出を決めた。

 2回無死一塁の第1打席で相手先発・ダルビッシュと対戦し、1ボールからの2球目、内角のカットボールを捉えて三塁線を破る二塁打で好機を広げると、無死満塁からPCAことピート・クローアームストロングの中前適時打を呼び込み、先制点を奪った。打線はこの回、2点を奪ってダルビッシュをマウンドから引きずり降ろした。

 3回の第2打席は見逃し三振、6回の第3打席は中飛、7回の第4打席も空振り三振だった。

 鈴木は30日(同1日)の初戦で0-1の5回にポストシーズン初アーチとなる同点ソロを放ち、逆転勝利に導いた。第2戦は0-3で敗れたものの、4回の第2打席で強烈な左翼線二塁打。この日の二塁打で3試合続けて長打をマークした。

 試合後は地区シリーズ進出を決め、ナインらとシャンパンファイトで大はしゃぎ。インタビューに応じ「いや、もう最高です!厳しい展開だったりもしましたけども、こうやって勝ち切れてよかったです。(シャンパンファイトは)何回やっても楽しいんで、また次もできるように頑張りたいなと思います」と勝利の美酒でびしょ濡れになったまま、笑みを浮かべた。

 ダルビッシュとの対戦にあたり「コントロールがいいピッチャーなんで、追い込まれたら厳しいっていうのはもちろん分かってましたし、とにかくゾーン内に来たらどんどん振っていくっていうような形で行こうと思ってたので、たまたま抜けてきたスライダー、唯一甘いボールでもあったと思うんでよかったなと思います」と二塁打に手応えを口にした。

 大舞台で対戦したことには「昔から見てる方ですし、僕にとってはすごい偉大な先輩なんで、そういった人とこういう世界で勝負できるっていうのも夢みたいですし、こういうポストシーズンでまた対戦できるっていうのはすごい特別なことなので、一生忘れないと思います」と感無量の様子だった。

 自身初のポストシーズンで勝利につながる打撃を見せ「もう失うものもないですし、出てるチームもみんな強いんで、お祭りじゃないですけど、打った打たない関係なく、とにかくチームが勝つように、いい仕事ができるようにと思ってやっていたので、なんとか勝ち切れてよかったなと思います」と鈴木。「自分のことどうこうよりも、とにかく勝ちたいっていうことだけなんで、それがたまたま今はいい結果になってますけど、どんどん攻撃的に相手にプレッシャーかけれるようにやっていきたいなと思います」と力を込めた。

 4日(同5日)からは同じナ・リーグ中地区で優勝を果たしたライバル・ブルワーズと地区シリーズ(5回戦制)で戦う。「同地区ですし、ずっと対戦してるチームなんで、素晴らしいチームなのもわかってますし、現にリーグでもすごい強いチームだと思うので、もう失うものもないですし、どんどんどんどん攻撃的に行って、また勝ってシャンパンファイトができるように引き続き頑張りたいなと思います」と意気込んだ。

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