佐々岡真司氏 リリーフで本来の投球できなかった広島・常広羽也斗 意識から変えないといけない

[ 2025年9月29日 05:05 ]

セ・リーグ   広島2-10DeNA ( 2025年9月28日    マツダスタジアム )

<広・D25> 8回、降板する常広(左から3人目) (撮影・平嶋 理子) 
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 【佐々岡真司 視点】常広は意識から変えないといけない。首脳陣がこの時期、何のためにリリーフ登板させているのか、理解しているのだろうか。その目的は入りの部分。先発と違って救援は短イニング勝負だ。探り探りではなく、最初から出力MAXで躍動感にあふれ、真っすぐで押すぐらいの入りを期待していると思う。

 女房役の清水のリードもあるのだろうが、それがこの日は変化球が主体だった。腕の振りは変化球のそれで、全て合わされ、崩れることがなかった。フォークが思うように落ちないのは腕を振っていないからで、おまけに真っすぐはシュート回転し、スライダーも曲がらない。打たれて当然という投球だった。

 そうなる原因はフォームにある。肩が開いて球離れが早く、通常は「イチ・ニのサン」で投げるのに、「の」で表す間やタメがないため、本来の切れや制球もなかった。これらを100%で投げられるようにするには、練習しないといけない。

 いささか厳しいことを書き連ねたが、常広はそれだけ期待の大きい投手だ。結果を糧にしてもらいたい。 (本紙評論家)

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