掛川西が猛攻12点大勝 ナインは修学旅行より東海大会 秋季高校野球静岡県大会準決勝

[ 2025年9月29日 05:00 ]

<29高ヤ掛川西・浜松日体>2年連続東海切符をコールドで奪取し、谷口主将(左端)ら歓喜の掛川西ナイン
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 選抜につながる秋季高校野球静岡県大会準決勝が28日、草薙で行われ、掛川西が2年連続の東海切符をつかんだ。主将で3番・谷口篤郎捕手(2年)の先制2点中前打など13安打12得点。浜松日体を1点に抑え、5回コールドと大勝した。

 一喜一憂せず、一投一打に全力を傾けてきたナインが高校生の素顔に戻った。掛川西がわずか1時間18分で2年連続の東海切符を奪取。一塁側内野席へのあいさつを終えたリーダー谷口は、右拳を掲げるなど満面笑みで応援団に応えた。

 「草薙で、これまで掛西のグラウンドでやってきたことが出せてうれしい。古岡を援護できたし、基本を徹底してきて良かったです」

 見事なまでの集中打で圧倒した。3回だ。9番・松下怜央右翼手(1年)の右前打を機に打線が活性化。無死満塁から谷口が逆らわず左前に運び2点を先行すると、以降は大技小技で得点を重ねた。4回には長短6安打など打者12人の猛攻で一挙7点。各打者が「中堅から逆方向」の基本を徹底し、「積極的に振っていく」姿勢で東海への扉を開いた。

 東海大静岡翔洋との初戦(2―1)から始まった苦闘。経験値のないナインに“免疫”が付いた。掛川東との3回戦では、3―3の11回に一挙14得点。沼津東との準々決勝では9回2死から追い付いて10回に振り切った。いずれもタイブレークでの勝利に「後半に勝負できる強みができた」と谷口が言えば、3安打2打点と気を吐いたリードオフマン重松聖人左翼手(2年)も「序盤に点を取れなくても“終盤に取れる”という自信がありました」と胸を張った。

 2年生は東海大会と日程が重なる九州への修学旅行がなくなった。しかし、谷口と重松は声をそろえた。

 「修学旅行には行けないと覚悟して入学しています」

 甲子園で勝つために掛西を選んだナインには当然だ。決勝は聖隷クリストファー戦。どうせなら、「高部を打たないと甲子園には行けない」という全国屈指の左腕を攻略し、堂々1位で東海の舞台へ躍り出る。

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