東芝・浅野駿吾 フル回転で日本選手権出場誓う 25日に関東代表決定戦初戦で茨城日産と対戦

[ 2025年9月24日 15:34 ]

日本選手権関東代表決定戦での快投を誓った東芝・浅野
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 社会人野球の東芝は、9大会連続33回目の日本選手権出場をかけ、あす25日に大田スタジアムで茨城日産との関東代表決定戦の初戦(午後1時開始予定)に臨む。入社2年目の右腕・浅野駿吾投手(23)は140キロ後半の直球とフォークを軸に、フル回転して勝利に貢献することを誓った。

 「チームに流れを持って来られるようなピッチングをしたいと思います」

 自身にとっての2大大会デビュー戦となった今夏の都市対抗1回戦・JR東日本戦では、イメージ通りの投球を披露した。3―5と逆転された4回途中から救援。2死二塁を切り抜けると、イニングをまたいだ5回は2者連続三振を奪うなど、1回1/3を無安打無失点に封じた。リズムを取り戻した打線は続く6回に、一時、再逆転に成功。与えられた役割は果たした。

 「JR東日本さんは技術のあるバッターが揃っていて、挑戦者の気持ちで臨んだ試合でした。マウンドでは緊張というよりも、純粋に勝負を楽しむことができたと思います」

 大舞台で真価を発揮したとはいえ、飽くなき向上心が尽きることはない。9月以降は「ボールの強さを出す」ことに注力。ブルペンでの動画撮影による分析やシャドーピッチングを通して、フォームの再現性を高めることに改めて取り組んだ。

 名門復活を期して挑んだ都市対抗は初戦敗退。サヨナラ負けを喫した瞬間は、浅野にとって忘れがたい経験になったという。

 「ドームの歓声が凄すぎて…。時が止まったような錯覚にも陥りましたし、これまでの野球人生では感じたことのない空間でした」

 試合中、東芝の三塁側スタンドに目をやると、3階席までぎっしりと埋まっていた。胸に去来したのは感謝の2文字。だからこそ、挑戦には続きがある。

 「本当にたくさんの方々に応援にいらしていただきました。僕らはあの歓声を、今度は東芝の従業員、応援してくださる方々に届けられるようなチームにならなければいけない。そんな風に、今は思います」

 豊かな感受性もまた、浅野を突き動かす原動力の一つなのかもしれない。

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