西武・隅田が10勝目 過去2年は9勝止まり…4年目でついに大台 「期待に応えられて良かった」

[ 2025年9月22日 05:30 ]

パ・リーグ   西武8-2楽天 ( 2025年9月21日    楽天モバイル )

<楽・西>自身初の10勝目を挙げた隅田(撮影・篠原岳夫)
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 ついに大台の壁を破った。過去2年はいずれも9勝止まりだった西武・隅田が王手をかけた試合で今季は5度目、通算9度目の挑戦で初の2桁10勝目。仙台でのヒーローインタビューで「ファンの皆さんに凄い歯がゆい思いをさせてしまった。期待に応えられて良かった」と喜んだ。

 6回5安打2失点。好調のメジャー本塁打王に仕事をさせなかった。初回2死二塁から、4番・ボイトを3球連続チェンジアップで空振り三振。6回もチェンジアップで空振り三振など3打席無安打と封じ「腕を振って低めにいくようになってきた」とうなずいた。

 9勝で迎えた昨年のシーズン最終戦。同じ仙台での楽天戦で9回2失点、131球の熱投も白星は逃した。自主トレを共にしてきた今井がわざわざローテーションを変更してつくってくれたチャンスだったが、生かすことができず悔しさが残った。「なかなか近くて遠い存在。今井さんみたいな投手になりたいし、毎日が勉強になる」。昨年まで2年連続10勝の今井の背中を追うが、今季9勝の右腕より先に大台に達し、左のエースとしての成長を示した。

 1年目はまさかの1勝10敗。2年目から「鴻江スポーツアカデミー」に参加して腕から体を始動するフォームに大改造した。入団時よりリリースポイントが23センチも前になり球威が増し、宝刀チェンジアップが生きるようになった。

 チームは6月22日の巨人戦以来12連敗中だった日曜日に、ようやく白星。「魔の日曜日」を止めてカード勝ち越しを決めたが「もっといい投手になるためには、一つの通過点」と隅田は、思いを新たにした。 (福井 亮太)

【渡部聖が猛打賞 新人100安打王手】
 西武のドラフト2位・渡部聖が、今季8度目の猛打賞をマーク。今季99安打とし、ロッテ・西川、楽天・宗山に続き新人3人目の100安打に王手をかけた。「前日からの修正で変化球を引っかけないよう意識した。昨日の反省を生かせた」。2回1死で中前打を放って先制点を演出。3、5回にも安打を連ねて2得点をマークし「100本は目標というより通過点。もっともっと打っていきたい」と力強かった。

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