ドジャース・大谷 2戦連発の51号ソロでシュワバーに2差追走 3連敗阻止に貢献し優勝M8

[ 2025年9月19日 01:30 ]

ナ・リーグ   ドジャース5─0フィリーズ ( 2025年9月17日    ロサンゼルス )

<ドジャース・フィリーズ>8回、51号ソロ本塁打を放つドジャース・大谷(撮影・小海途 良幹)
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 ドジャース大谷翔平投手(31)が17日(日本時間18日)、フィリーズ戦の8回に2戦連発の51号ソロを放った。3連敗阻止に貢献し、地区優勝マジックも1つ減らして「8」へ前進。ナ・リーグ本塁打王争いの直接対決だった今回3連戦は初戦の1発にとどまったトップのシュワバーを2戦目からの2発で猛追し、2本差に詰め寄った。レギュラーシーズンは残り10試合。地区4連覇、そして3年連続キングへ最終盤の秋を迎える。

 体が開きそうになるのをグッとこらえ、振り抜いた。3―0の8回先頭。この日3打席抑えられた今季14勝左腕ルサルドの外角スイーパーを大谷は逃さなかった。打球はバックスクリーン右横まで飛び、5万859人の大観衆から地鳴りのような大歓声が湧き起こった。

 2戦連続のダメ押し51号。前夜に「そこは全然何も感じてはいない」と自然体を強調していた3年連続本塁打王争いでトップを走る53発のシュワバーに再び2本差に迫った。デーブ・ロバーツ監督は「シュワバーは何本?」と報道陣に逆質問。「いい争いになるだろう。ただ私は我々の選手(大谷)に賭けるよ」と笑い、3年連続4度目のMVP獲得についても「疑いようがない」と断言した。

 両リーグ最速で地区優勝を決めたフィリーズとのポストシーズン前哨戦で3連敗を阻止。試合前時点で今季左打者に被弾0&被打率・195の“左キラー”ルサルドから打った意味は大きく、指揮官は「4打席立てたのは良かった。もしまた(ポストシーズンで)対戦することがあれば、大谷にとっても情報になる。(3打席目まで)打ち損じたスイーパーを本塁打にしたのはさすが」と目を細めた。

 3―0の7回に迎えた2死一、二塁の窮地ではマウンドに来たロバーツ監督にスネルが交代を拒否。左腕ベシアが一度グラウンドに出ながらブルペンに戻った珍しい続投劇の末、空振り三振で切り抜けた。ロバーツ監督は「彼はあの最後の打者までいきたいと強く主張した。彼を信じた」と説明。7回無失点、12奪三振と力投したスネルにも報いる大谷の一撃だった。

 「小児がん啓発ナイト」として開催され、試合前練習は患者の子供たちが描いたイラスト入りの白いTシャツで練習。大型ビジョンの選手紹介では大谷らそれぞれの似顔絵が表示された中、アーチで夢と希望を届けた大谷は、やはり子供たちのヒーローだ。5回無安打無失点&2年連続50号という投打の活躍が実らず逆転で敗れた前夜の悪夢も払拭。世界一連覇に向かって、まだまだ打ち続ける。(柳原 直之)

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