スネル「一番大きかったのは制球」7回2安打無失点&12Kで5勝目 続投志願にド軍指揮官「彼を信じた」

[ 2025年9月18日 14:39 ]

ナ・リーグ   ドジャース5─0フィリーズ ( 2025年9月17日    ロサンゼルス )

7回2死、ケンプを三振に仕留め吠えるドジャース・スネル(AP)
Photo By AP

 ドジャースのブレーク・スネル投手(32)が17日(日本時間18日)、本拠でのフィリーズ戦に先発。今季最多112球を投げ7回2安打無失点、今季最多12三振を奪う好投を見せ、チームの連敗を2でストップ。5勝目を挙げた。

 立ち上がりはナ・リーグ最多53本を放っている相手主砲・シュワバーを高め直球で空振り三振。MVP2度のハーパーも落差のあるカーブで空振り三振に仕留めるなど3者凡退に封じた。

 3回2死から連打で一、二塁のピンチを背負ったが、シュワバーを内角スライダーで見逃し三振に抑え、仕事をさせなかった。

 球数が100球を超えた7回2死、フルカウントからカステラノスにこの試合、初めての四球を与えると、次打者・ケプラーも四球で歩かせてしまい一、二塁のピンチ。内野陣がマウンドに集まり左腕に声かけると、ロバーツ監督もベンチを飛び出しマウンドへ。

 ただ、スネルは交代を拒否する素振りを見せて指揮官を追い返し続投を志願。ブルペンからマウンドに向かっていた2番手・ベシアも引き返した。マウンドに立ち続け、最後はケンプを高め直球で空振り三振に仕留め、無失点でしのいで雄叫び。本拠ファンも立ち上がって両手を突き上げ左腕の快投を称えた。

 試合後、左腕は「相手チームとは何度も対戦してきた。強いチームと対戦する時は常に自分のベストを引き出そうとする。今日は一番大きかったのは制球だと思う。速球の制球がよかったことで、変化球との組み合わせも効いたし、配球の順番もうまくいった」と制球が良く、好投につながったと自己分析した。

 まだ、バッテリーを組んで浅い捕手・ロートベットと密にコミュニケーションを取る姿もあり、サインに関しては「僕ら2人でやっている。会話して、お互い学び合っているところだ。彼は新しいチームに来たばかりだが、本当にいいエネルギーを持ち込んでくれている。攻撃でも守備でも要所で頼りになる存在だ。彼が捕手を務めてくれることで、とても助かっている」と新相棒に感謝した。

 ポストシーズン前哨戦となるフィリーズ相手に3連敗となれば大きな痛手だったが、3戦目で好投しチームを勝利に導き「そういう場面を任されることは光栄だし、ポストシーズンを目前にしてシーズンを通じてやってきたことだと思う」と胸を張った。

 7回2死一、二塁で続投を志願した場面については「相手は普通なら積極的にゾーンを振ってくる。ケプラーとは小さい頃からずっと対戦してきてよく知っている。でもそこで球をしっかり投げ切れなくて、仕留めきれなかった」と直前にケプラーに四球を与えたところを反省。その上で「ただ、最後は十分に近いところに投げられて、スイングを引き出すことができた。簡単ではなかったよ」と汗を拭った。

 一方、ロバーツ監督は試合後、スネルに“追い返された”場面を振り返り「2人歩かせてしまって、どれくらいスタミナが残っているのかわからなかった。、彼の声を聞きたかったんだ」と説明。「彼はあの最後の打者まで行きたいと強く主張した。私は彼を信じた」と左腕の意思を尊重したと明かした。

続きを表示

「ドジャース」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2025年9月18日のニュース