「今夜は5回と決めていた」大谷翔平“ノーノー”降板の理由は…ドジャース指揮官「2人分の選手だから」

[ 2025年9月17日 15:13 ]

ナ・リーグ   ドジャース6─9フィリーズ ( 2025年9月16日    ロサンゼルス )

<ドジャース・フィリーズ>5回、ドジャース・大谷はフィリーズ・ケプラーを左飛に打ち取る(撮影・小海途 良幹)
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 ドジャース大谷翔平投手(31)が16日(日本時間17日)、本拠でのフィリーズ戦に「1番・投手兼DH」で先発出場。5回無安打無失点の快投を見せると、打者としては8回の第4打席で史上6人目の2年連続50本となる50号ソロを放った。ただ、チームは救援陣が打ち込まれ連敗を喫した。試合後、ロバーツ監督は大谷の続投の判断について言及した。

 大谷は初回にハーパーに四球を与えたものの5回までフィリーズ打線を無安打無失点。今季は8月27日のレッズ戦で投手復帰後最多となる87球を投げており、68球は余力十分に見えた。

 ただ、6回のマウンドは2番手左腕・ロブレスキが上がり、大谷は降板。そのロブレスキが5連打で一挙5点を失い、大谷の快投による2勝目の権利はあっという間に消滅した。

 試合後、指揮官は大谷を続投させなかったことについて質問が及ぶと「我々は彼の起用に関しては一貫している。1イニングから2、3、4、5イニングと、シーズンを通して外れていない」と投手復帰を慎重に進め、イニングを伸ばしてきたと説明。「彼は“大丈夫”と言ったが、5回の予定で投げさせて、良かったからといって6回に行かせることはしない。彼はあまりに重要だから」と投打で欠かせない存在なだけに調子がいいからといって予定外なことはできないと語った。

 そして「もし何かあれば、それは私が方針を変えた責任になるし、我々は今年ずっとそうしてこなかった。だから今も変えない」ときっぱり。その上で「効率的な5イニングなら話は違ったが、今夜はハードな5回だった。だから役割通りにブルペンに任せた」と相手が強力フィリーズ打線でスムーズなイニングは少なかったことから、ケガのリスクも考慮し予定通り5回で降ろしたと語った。

 試合後、大谷は5回を投げ終え、その裏の打席に向かう準備をしている際にロバーツ監督に「体の状態はいいよって伝えた」と明かしているが、指揮官はこの会話について「今後、どうするかを探る意味だった。今夜の起用はすでに決めていた」とあくまでこの日だけでなく今後を見据えた状態の確認だったと説明。「彼は“2人分の選手”だから、もし無理をさせて何かあれば2人を同時に失うことになる。だから会話がなければやらない。今年やってこなかったことは今夜もやらない」と起用は慎重に進めるという考えを変えるつもりはないと一貫して主張した。

 ポストシーズンが始まる10月のに関しては「首脳陣と翔平を含めた全員で“少し延ばそう”という合意があれば別の話になる。ただ、今夜は5回と決めていたので、そこで終わりだ」と今後はまた、改めて議論を重ねていくことになるとした。

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