広島・新井監督、若ゴイよ躍進せよ!逆転CSへ残り18戦「今のチャンスつかめ」まずは2位・巨人と3連戦

[ 2025年9月9日 05:05 ]

<広島資料> 新井監督 7月31日撮影
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 5位の広島は、9日から、5・5ゲーム差で追う2位・巨人と東京ドームで3連戦に臨む。クライマックスシリーズ(CS)逆転進出を懸ける最終盤の18試合。若手の積極登用で戦力の底上げを図る新井貴浩監督(48)は、チーム外にも視野を広げて自らを客観視する重要性を若ゴイに改めて説き、最前線に躍り出る若手躍進に期待した。

 眼前で繰り広げられた虎戦士の胴上げ。広島ナインにはどう映ったのだろうか。「力負け」で3連戦3連敗を喫した阪神戦を終え、戦いの舞台は東京ドームへと移る。敵地と本拠地を転戦するきょう9日からの7連戦、まずは2位・巨人との直接対決3連戦だ。

 「日々、一生懸命やってくれれば。成長していく過程は時間がかかる。ただ、いつまでもチャンスがあると思ってほしくない。来年になればまた新しい選手が入ってくる。今のチャンスをつかめるように頑張ってほしい」

 積極登用する若ゴイたちへ、新井監督はそうメッセージを送る。昨季最終戦で「来季はさまざまなことが変化する年になる。より厳しい道のりになると思う」と発した通り、強い信念を持って「その先のカープのために」世代交代を進めてきた。

 ただ、まだ道半ば。楽しみな候補は複数いても、1軍で経験を積ませながら、戦力として育てるには時間がかかる。無論、チーム全体の底上げも一朝一夕にはいかない。現役時代に、若ゴイと同じ経験を持つ指揮官は百も承知。その上で、自らをより奮起させるために、自分を客観視することの重要性を説く。

 「チーム内の競争もあるけど、外にも目を向けてほしい。同じポジションの選手と比較し、勝っている、負けている…とか。別のチームなら、自分はレギュラーとして出られるのか…とか。そういう視点も持って、がむしゃらにやってほしい」

 チームの連敗は4に伸び、借金は今季最多の12に増えた。2位・巨人とは5・5ゲーム差、3位・DeNAとも4ゲーム差だ。CS逆転進出へ、残りの試合数18を考えれば厳しい状況だが、可能性がなくなったわけではない。最終盤の熾烈(しれつ)な順位争いがまた、若ゴイの心身を鍛え上げる。

 「順位が決まった中で試合に出るのと、まだCSに出られるチャンスがある中で出るのとでは、意味合いが全然違う。いま出ている若い選手は、いい経験をしていると思う」

 まずは直接対決を6試合残すG倒。カープの明日を担うひたむきな若ゴイに、指揮官は信念を持って今日も熱視線を送る。

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