【阪神・大山悠輔 優勝インタビュー(下)】今だからいえる魚雷バット使用の真相

[ 2025年9月9日 17:15 ]

<神・巨>初回、大山は右前に先制適時打を放つ(撮影・北條 貴史)
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 阪神・大山悠輔内野手(30)が2年ぶりのリーグ優勝に際し、合同インタビューに応じた。((上)から続く)

 
 ――打点を狙うことで本塁打を狙う回数は昨年から減った?

 「いや、長距離バッターじゃないので」

 ――得点圏打率が高い(9月8日現在、チームトップの・323)。打点にこだわる意味でもそこへの意識は強かったか

 「得点圏だけじゃなく、常に打たないといけないと思ってます」

 ――5番として打点を挙げるために必要な役割は?

 「ランナー三塁で内野が下がってて、内野ゴロで1点で打点が付きました。でも、得点圏でも打率にはプラスに働かない。いろんな場面で、どれだけ状況に応じた打撃ができるかなので、得点圏打率も結果的にそうなってるってだけかなと」

 ――注目されたトルピードバット(魚雷バット)も使った。あのタイミングでは勇気のいることだったと思う。当時は変化を付けたい気持ちが強かったか

 「調子が良い時に変えるっていうのはあまり好きじゃない。でも、なかなか自分の状態も上がらない時期だったので。道具を変えることに関しては、別にそこまで抵抗はないので、変えて違った感覚を得られるのであれば、それは自分にとってプラスになると思っていた。自分のバッティングの幅も広がるかなと思ったので、思い切って使ってみようと。ちょうど世間の注目が大きい時だったので、新しいものに対しての興味はある。自分の中で発見もあったし、もしかしたらどこかで使う可能性もゼロではないので。野球もいろいろと変わっていく中で、トレーニングだったり、いろんな道具も増えてきている。生かせるものは生かしたい」

 ――後半戦に調子が上がっていく中で、ターニングポイントは?

 「分からないですね…。目の前の試合を必死にやっているだけなので。そういう意味では全試合じゃないですかね。その試合、その試合で良いことも悪いこともあるし、毎試合毎試合、発見だったり、反省があるので、その積み重ねが今だと思うし、これからの成長につながると思うので。これというターニングポイントになった試合はないのかなと思う」

 ――藤川監督と接してみて

 「コミュニケーションを取る回数や機会っていうのが多い方かなと思う。そのなかでも、ぴりっとした緊張感もあるし、でも、和やかな会話であったり、そういうメリハリがすごくあるのかなと思う。笑顔になる話もありますけど、時には戦術であったり、こうやっていったらいいんじゃないかっていう話も、もちろんします」

 ――オフに野球人として大きな決断をして臨んだシーズン

 「自分でしっかり決断したことだったので、覚悟を決めてました。そういう意味ではしっかりチームとしてできた1年だったと思う。そこはすごく良かったと思うけど、やっぱり個人的にはまだまだだと。もっとやらないといけない。欲もあり、また反省もしてっていう1年」

 ――ファンの声援は大きく感じたか

 「いつも通りじゃないですか。負けていれば、なんて言ったらいいのかな。(叱咤と問われ)そうですね、それもあるし、良ければ褒めてもらえるし、そこはやっぱり阪神タイガースらしさを感じた。そこはいつもと同じなのかなと思う」

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