矢野燿大氏 阪神・石井大智が見せた真っすぐ勝負の醍醐味 実を結んだ坂本誠志郎との信頼関係

[ 2025年9月7日 01:15 ]

セ・リーグ   阪神4―1広島 ( 2025年9月6日    甲子園 )

<神・広>9回、石井は末包を空振り三振に抑えて雄叫びを上げる(撮影・後藤 大輝)
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 【矢野燿大 視点】阪神・石井が一番の武器である真っすぐ勝負の醍醐味(だいごみ)を見せてくれた。中村奨にはカウント2―2から8球連続、ファビアンにも4球連続で真っすぐ勝負。結果的に無死一、二塁のピンチを背負ったが、それでも真っすぐ勝負を貫いた。そして気持ちで無失点を継続した。改めて素晴らしいと感じさせられた。

 結果的には、続け過ぎたと見ることもできる。打たれたら単調だったと言われたかもしれない。それでも真っすぐで勝負できると、石井も坂本も信じて勝負を挑んだ。その信頼関係が実を結んだ。

 藤川監督とのバッテリーでの勝負も、互いに真っすぐにこだわってきた。中日・ウッズに打たれたこともあったが、真っすぐを続ければ、相手も大振りになりやすいという狙いもあった。

 それだけの真っすぐを石井は持っている。しっかり上から叩いて角度もついている。シュート回転もしないから、打ってもファウルになる。佐藤輝のファインプレーにも、無失点へのチームの思いが詰まっていた。 (スポニチ本紙評論家)

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