ヤクルト・高津監督が今季限りで退任 「優勝が絶対条件」で借金23の最下位 後任はOBが基本線

[ 2025年9月1日 01:55 ]

うつむきながら引き揚げる高津監督(撮影・尾崎 有希)
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 ヤクルトの高津臣吾監督(56)が今季限りで退任することが分かった。2年連続の5位で迎えた就任6年目の今季は主力選手に故障者が相次ぎ、ベストの布陣を組めない中で低迷を続けた。現在、借金23の最下位。8月31日に優勝の可能性が完全消滅した。

 球団は21、22年にリーグ連覇に導いた高津監督の手腕を高く評価する一方、23年以降はチームが低迷。23、24年は2年連続の5位に終わり、球団は昨年9月に1年契約で続投を要請したが、球団関係者によると「優勝が絶対条件」と厳命して1年契約で続投した。

 7月14日のオーナー会議で成田裕オーナーは指揮官の評価について「それはやっぱり厳しいでしょう。(来季以降に)長期的視点も考える必要はある」と発言。球団幹部は「優勝が(続投の)条件と言ってきた。現状で(続投を要請する)理由が見つけられない。ファンも納得しないし」と話していた。そして3年連続で優勝を逃したことで、現体制に一区切りをつける方針を固めた。

 後任監督はヤクルトOBを基本線に人選を進める。

 ◇高津 臣吾(たかつ・しんご)1968年(昭43)11月25日生まれ、広島県出身の56歳。広島工―亜大を経て、90年ドラフト3位でヤクルト入団。4度の最優秀救援投手に輝き、03年オフにホワイトソックスにFA移籍。メッツを経て06年にヤクルトに復帰した。その後、韓国、台湾でもプレーし、BCリーグの新潟で12年に現役引退。14年にヤクルトの1軍投手コーチに就任し、17年に2軍監督、20年に1軍監督。通算286セーブは歴代2位。1メートル80、75キロ。右投げ右打ち。

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