大谷翔平 リーグ最多タイ45号後にまさかの行動 野次を飛ばしたパ軍ファンに粋な仕返し ファンも苦笑

[ 2025年8月25日 08:21 ]

ナ・リーグ   ドジャース8―2パドレス ( 2025年8月24日    サンディエゴ )

<パドレス・ドジャース>試合後、ドジャース・大谷(左)はパドレスファンとハイタッチ(撮影・小海途 良幹)
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 ドジャース大谷翔平投手(31)が24日(日本時間25日)、敵地でのパドレス戦に「1番・DH」で先発出場。4打席安打なく迎えた第5打席で松井裕樹投手(29)から出場4試合ぶりの一発となる45号が飛び出し、リーグトップのフィリーズ・シュワバーに並んだ。チームもパドレスに快勝で同率首位に浮上。ドジャースに地区優勝マジック31が点灯した。山本由伸投手(27)は6回4安打2失点と力投し、今季11勝目を挙げた。

 7―2の9回1死走者なしで迎えた第5打席で大谷が魅せた。松井との対戦でカウント1―2から高めの速球を強引に右翼へ引っ張り込んだ。打球が右翼席に吸い込まれると、敵地のファンからは悲鳴が上がった。

 大谷はダイヤモンドを一周してベンチ前に戻ると、真っ先にタッチに向かったのはまさかのパドレスファン。デーブ・ロバーツ監督を目の前にして突然方向を変えてベンチ脇の座席に陣取っていた2人のパドレスファンと誇らしげにハイタッチした後、指揮官とハイタッチした。大リーグ公式サイトなど複数の米メディアによると、このファンは試合中から大谷に野次を飛ばしており、本塁打を放った大谷が勝ち誇った様子で粋な“仕返し”を行ったようだ。勝利した試合後にもわざわざグラウンドに出てきて再びハイタッチし、パドレスファンも苦笑いを浮かべるしかなかった。

 デーブ・ロバーツ監督も試合後、この大谷の行動について「(ファンは)ものすごくうるさかったです。試合中ずっと私の右耳のすぐ横で叫び続けていたので、本当に迷惑だった。だからこそ、あの行動は翔平らしくなくて驚きましたね。彼(ファン)は試合中ずっと翔平のことをけなしていたが、最後に翔平の方からそのファンに歩み寄ってハイタッチを求めたんだ。あの瞬間はとても良かったし、翔平のユーモアや人間味が表れた場面だった」と笑顔で振り返った。

 同点ソロとダメ押し2ランを放ったフリーマンは、野次が聞こえたかと問われると「いや、自分には特に何も聞こえなかった。彼は試合中ずっと翔平に向かって何か話しかけていたようだ。だから最後に、自分がそのファンにちょっと別のもの、盛り上がれる材料を見せられたのは良かった」と皮肉たっぷりにコメント。フリーマンもファンを黙らせる“仕返し”に満足げだった。

 この日がレギュラーシーズンで最後の対戦。残り31試合に両軍が全勝し、勝率で並んだ場合は既に対戦成績(24日時点で9勝4敗)で勝ち越しを決めているドジャースが上位のため「M31」が点灯した。

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