【甲子園】仙台育英 無失点左腕攻略も延長タイブレークで敗れ聖地去る 2度目の白河の関越えはならず

[ 2025年8月17日 10:39 ]

第107回全国高校野球選手権第12日 3回戦   仙台育英3―5沖縄尚学 ( 2025年8月17日    甲子園 )

5回、仙台育英・川尻は逆転の右前2点適時打を放つ(撮影・井垣 忠夫)
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 仙台育英(宮城)が接戦で敗れ、出場した4大会連続での8強進出はならなかった。天理(奈良)と並び歴代4位となる夏の甲子園大会通算49勝目は次回大会以降に持ち越しとなった。

 今大会無失点の左腕をチーム力で攻略した。初回2死、3番・土屋璃空(3年)が三塁線を破る二塁打を放つと、続く4番・川尻結大が左前に先制適時打。この試合まで2試合計13回無失点だった沖縄尚学(沖縄)先発・末吉良丞(2年)を中軸打者が確実に捉えた。

 沖縄尚学に逆転を許したが、試合展開を一変させたのも4番・川尻だった。1―2の5回2死満塁、末吉の143キロ外角直球をコンパクトに捉え、右前に逆転の2点適時打。改心の一打に川尻はガッツポーズ。ベンチの須江航監督も気合のこもった表情で雄たけびを上げた。

 先発の吉川陽大(3年)は沖縄尚学の打撃力の前に2回、3回と得点を失い、逆転を許したが、ともに最少失点でとどめ確実に試合をつくった。

 回を追うごとに出力を上げていった。3―3でタイブレークに入った延長10回2死二、三塁。139球目にこの日最速の145キロ計測。続く140球目で相手3番打者を二ゴロに仕留めて、この回を無失点で終えたが、11回に味方の失策もあり2失点。先に奪われた得点を取り返すことができず敗れた。

 22年に東北勢悲願の初優勝を果たし、2度目の優勝旗の白河の関越えを狙った今大会。敗れはしたが、チーム力の高さを見せ、胸を張って聖地を去る。

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