【甲子園】延長11回適時三塁打の沖縄尚学捕手・宜野座 2年生左腕・末吉は「劣勢でも折れない。凄い」

[ 2025年8月17日 12:30 ]

第107回全国高校野球選手権第12日 3回戦   沖縄尚学 5―3 仙台育英 ( 2025年8月17日    甲子園 )

<仙台育英・沖縄尚学> タイブレーク11回、適時三塁打を放ち滑り込む沖縄尚学・宜野座 (撮影・亀井 直樹)
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 沖縄尚学が延長11回タイブレークの末に仙台育英(宮城)を破り、前回出場の第105回大会以来2年ぶりの8強入りを果たし、甲子園で春夏通算30勝目をマークした。

 2年生エース・末吉良丞は9安打5四死球で3失点したものの、12三振を奪い169球で完投した。打線は2回に7番・宮城泰成(3年)の右前打を相手が後逸して追いつき、3回には3番・比嘉大登(3年)の適時二塁打で2―1と逆転。2―3の7回には主将の2番・真喜志拓斗(3年)の中前打で同点とした。タイブレークの延長11回、敵失で勝ち越すと5番・宜野座恵夢(3年)が左中間適時三塁打を放ち、この回2点を挙げた。

 宜野座は勝利を引き寄せた三塁打について「打席に立つ前に“割り切っていけ”と指示があったので、自分はフルスイングするだけだった。たまたま当たってレフトを越えました。コースしか狙ってなくて、当たってラッキーでした」と振り返り、「気持ち的にも2点目を取れて楽になった。リードにも影響したので、取れたことは大きかったと思います」と話した。

 この日は仙台育英が末吉対策として左打者を多く起用してきた。それでも「変化球だけだったら踏み込んでくると思ったので、インコースの真っすぐを使い分けながら、空振りをさせるのにスライダーを有効にできたので良かった」という。末吉を「劣勢の場面でも折れない。自分というものをもっと出して良いピッチングにつながっているのが凄いと思う」と評価し、9回を終えても末吉が「最後までマウンドに立つと言っていた」と明かした。表の攻撃が無得点に終わった延長10回裏は、1死満塁から仕掛けられたスクイズをファールにさせたが、「頭の中でスクイズはなかったので、構えた瞬間にオッとはなりましたけど。そこでファールになってくれたので、助かったなって感じです。右バッターのアウトコースが抜けていたので、内の真っすぐでした。当たった瞬間にファールと分かったのでラッキーと思いました」と解説した。

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