日本ハム・福島2勝目「成長した姿をお見せできた」 自己最速タイ155キロで自己最多111球

[ 2025年8月15日 06:00 ]

パ・リーグ   日本ハム9―4ロッテ ( 2025年8月14日    エスコンF )

<日・ロ>ポーズを取る投打のヒーローの田宮(左)と福島(撮影・高橋 茂夫)
Photo By スポニチ

 日本ハム・福島蓮投手(22)が14日、ロッテ戦に先発し、7回7安打2失点で今季2勝目を挙げた。リーグ屈指の分厚い先発投手陣の中で、4年目右腕にとってようやく巡ってきたチャンス。今季2度目の先発マウンドで自己最速タイとなる155キロを計測し、存在感を猛アピールした。首位ソフトバンクを追いかけるチームは4連敗の後に2連勝とし、再び3ゲーム差に縮めた。

 1年前とは表情がまるで違う。ピンチだろうと、その顔は自信に満ちあふれていた。今季2度目の先発マウンドに上がった福島が、7回7安打2失点で昨季に並ぶ堂々の2勝目をマーク。女房役の田宮とお立ち台に上がると、確かな手応えを口にした。

 「昨年よりかは、成長した姿をお見せできているんじゃないかなと思います」

 初回は無失点と上々の立ち上がり。2回先頭のソトに中越えソロを浴びるも、後続は許さなかった。この日最速155キロの威力ある直球を主体にカットボール、フォークなどを織り交ぜて打者を圧倒し、右腕は「今日は直球が多くなったが、最後まで押せていたので良かった」と、プロ入り最多となる111球を振り返った。

 圧巻は6回。2死から高部に右中間を破る三塁打を許し、続くソトに四球を与えた。2死一、三塁のピンチを背負うも、最後は寺地を153キロ直球で見逃し三振斬り。「切り替えて三振を取れたのは良かった」。窮地でも動じることなく、むしろ時折笑みを浮かべるほど楽しめる“余裕”が、昨季からの成長の証だった。

 プロ3年目で支配下昇格を果たした昨季は12試合に先発。プロ初勝利を含む2勝をマークも、右腕は「ストライクを投げなきゃとか、マウンドで自分と戦っていた」と、振り返る。今は昨季の経験に加え、投球技術も伴い「マウンドで余裕を持てるくらい、成長はできている」。目の前の勝負に集中できていることが、結果につながっている。

 先発ローテーションは伊藤、加藤貴、山崎、北山の4本柱に加えて達が台頭。さらにバーヘイゲン、細野も控えるが、加藤投手コーチは「抹消はしないです。今日みたいなピッチングをしてくれて10日空けるのは違う。どこかですぐ(先発登板は)あると思います」と、抹消せずに次回登板を約束した。

 これでチームは2連勝。首位ソフトバンクが敗れたため、ゲーム差は「3」に縮まった。伸びしろ十分の22歳は言う。「チームが勝てるようなピッチングをこれからもしていきたい」。若い力が、さらに先発陣を強固に押し上げていく。(清藤 駿太)

続きを表示

「日本ハム」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2025年8月15日のニュース