ソフトバンク 最短で15日に優勝マジック31初点灯 柳町達の先制打から5得点“速攻”快勝

[ 2025年8月14日 06:00 ]

パ・リーグ   ソフトバンク5―3西武 ( 2025年8月13日    ベルーナD )

<西・ソ>初回、柳町は先制打を放つ(撮影・西川 祐介)
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 首位・ソフトバンクは13日、西武戦の初回に鮮やかな“速攻”を見せた。5番・柳町達外野手(28)の先制打、続く牧原大成内野手(32)の連続タイムリーなど、打者10人の攻撃で5安打を集中して一挙5得点。初回の攻撃では今季最多得点の猛攻だった。チームは今季2度目の6連勝で貯金を最多28。最短であす15日に優勝へのマジックナンバー「31」が初点灯する。

 先行逃げ切りで今季2度目の6連勝。初回から西武の先発・松本に襲いかかった。いきなり打者10人の攻撃で5安打を集中して5得点。火をつけたのは3試合連続で5番に座った柳町だ。

 「何とか先制点を取って、上沢さんを楽にしようと。追い込まれながらも速い球に対応できた。凄く価値のある一本だったと思う」

 自画自賛したハイライトは初回1死満塁の場面。カウント1―2から松本の外角高めの直球を引っ張って右前適時打。この日のファーストスイングで“タツルの一撃”が決まると、まるでケチャップが出るようにドバドバと適時打が続いた。

 なおも1死満塁で続く6番・牧原大も右前適時打。さらに2死満塁では海野が「流れの中で思い切っていくことができた」とバットを折りながら中前2点適時打。まだ止まらない。2死一、三塁で佐藤直が「シンプルに甘いボールにスイングを仕掛けることだけを考えた」と左前適時打。初回の5得点は今季最多だった。

 柳町は初回の適時打で3試合ぶりの安打と7試合ぶりの打点を刻むと、8回先頭では左前打を放ち、今季26度目のマルチ安打を記録した。「やることだけにフォーカスし(打席で)集中できている」。たとえ凡退しても切り替えが早い。

 初回にタイムリーを放った牧原大を除く3選手は19年ドラフト組だ。1位が佐藤直、2位が海野、柳町は5位だった。「むちゃくちゃ刺激になる同期」と柳町。同年の支配下最下位指名から今季は交流戦MVPなど大ブレーク。この日の2安打でシーズン自己最多の91安打とし「過去を超えたということは成長できた部分だと思います」とうなずいた。

 6回に2点差まで迫られたが、7回からは藤井、松本裕、杉山の盤石の勝ちパターンがいずれも完全投球で守り切った。「5点入った時点で逃げ切らないといけない。逃げ切ったことがすべてです」と小久保監督。リーグ連覇へ突き進むチームに隙は見当たらない。 (井上 満夫)

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