日本ハム・伊藤 1失点11K完投も「負けは負け」 内角攻めきれず近藤の決勝打悔やむ

[ 2025年8月11日 06:00 ]

パ・リーグ   日本ハム0―1ソフトバンク ( 2025年8月10日    みずほペイペイD )

<ソ・日>1失点完投の伊藤(撮影・成瀬 徹)
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 試合後、日本ハム・伊藤が発した第一声が全てだろう。「負けは負けなんで――」。勝負の世界に身を置く者として、勝たなければ意味はないと言えるほどの厳しさを持ち合わせている。ただ、8回4安打1失点11奪三振。今季6敗目は間違いなく、今後の右腕が進む道を明るく照らしていた。

 「あそこは防がないといけない点数。今日は1点差ゲームになると思っていたので」

 悔やんだのは0―0で迎えた3回2死二塁。カウント1―1から、近藤に低め直球を左中間に運ばれた。決勝の適時二塁打。右腕は「近藤さんは人としても選手としても大好きですけど」と、前置きした上で「チームメートではないということをもっと頭に入れて戦わないと」と、内角を攻めきれなかった。

 それでも、以降許した安打は1本のみ。3日のオリックス戦から取り入れた強弱をつけた投球スタイルで、完封した6月20日の中日戦以来となる今季5完投目をマークした。コンビを組んだ捕手・伏見も「序盤は力もあったが、途中からリズムをつかんでいた。また一個、成長でしょ」と、力投を称えた。

 今月22日から再びソフトバンクとの直接対決が控える。中6日で回れば、モイネロとの再戦の可能性は高いが「ゼロで抑えたら負けることはない。モイネロ投手との投げ合いは楽しいので、次は勝って“楽しかった”と言えるようなゲームにしたい」。一時は疲労も懸念されたエースだが、上昇のきっかけはつかんだ。(清藤 駿太)

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