MLB公式戦で史上初女性審判誕生「全ての人に感謝」Wヘッダー人員補充で3Aから昇格 11日は球審担当

[ 2025年8月10日 07:43 ]

ナ・リーグ   ブレーブス―マーリンズ ( 2025年8月9日    アトランタ )

マーリンズ―ブレーブス戦で塁審を務めたパウォルさん(AP)
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 ジェン・パウォルさん(48)が9日、アトランタで開催されたブレーブス―マーリンズ戦で大リーグの公式戦で史上初めて女性として審判員を務めた。

 現在、マイナーには8人の女性審判がおり、メジャー公式戦で初の女性審判となったパウォルさんは、この日はダブルヘッダー第1試合では一塁塁審を務めた。第2試合では三塁塁審を務める予定。ダブルヘッダーのため、審判員の補充が必要になって3Aから昇格したという。10日(同11日)には球審を務める予定。

 パウォルさんは2016年に女性として7人目のマイナーリーグの審判員となり、2023年に最上位の3Aに昇格。昨年、17年ぶりに女性としてメジャーのオープン戦の審判を務め、今年も2年続けて審判員を務めていた。

 大リーグ公式サイトなどの取材に対し、パウォルさんはこれまでに選手や監督からかけられた忘れられない言葉を明かした。数年前に3Aの試合で審判を務めていた際には、カージナルス一筋で200勝を挙げたアダム・ウェインライト氏から粘着物質検査中に「ジェン、言っておきたいんだけど、私には娘がいるんだ。だから、これは凄くクールだと思うし、君を応援している。頑張って」と励ましの言葉をかけられたことを明かした。

 また、今春オープン戦ではアストロズのジョー・エスパダ監督から「今年は君の1年だ。やってくれるだろう。必ず実現する」とメジャー公式戦での審判を期待する言葉をかけられたことを明かした。

 多くの人たちの励ましを受けて目標の舞台にたどり着いたパウォルさんは「審判は私にとって天職。それは私のDNAに刻み込まれている。ここにたどり着くまでには、長く険しい道のりを経てきた。しかし、私はクルーや他の審判たちとの友情を愛している。私はただ自分の判定を正しくするために、非常に集中している。そして、これまで私を支え、日々より良い審判になる手助けをしてくれた全ての人に感謝している」などと語った。

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