【甲子園】東洋大姫路・岡田監督「木下に尽きる」136球完投勝利“新エース”称賛「調子は良くなかった」

[ 2025年8月8日 13:09 ]

第107回全国高校野球選手権第4日 1回戦   東洋大姫路5―3済美 ( 2025年8月8日    甲子園 )

<東洋大姫路・済美> 東洋大姫路・岡田監督 (撮影・須田 麻祐子)
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 2011年以来、14年ぶり13度目の出場となった東洋大姫路(兵庫)が済美(愛媛)とのシーソーゲームを制し、ベスト8だった同年以来の初戦突破を決めた。

 初回2死二塁から4番・白鳥翔哉真(ひやま=3年)の右前適時打で先制。1―2と逆転された直後の2回には1番・渡辺拓雲(3年)の中犠飛などで2点を奪って再逆転した。

 3―3で迎えた7回は先頭・渡辺が左前打でチャンスメークすると、3番・高畑知季(3年)の左中間への適時二塁打で勝ち越しに成功。白鳥も左前適時打で続き、この試合初めて2点のリードを奪った。

 投げては“新エース”木下鷹大(3年)が9回を1人で投げ抜き、完投勝利した。今春までは「絶対的エース」の阪下漣(3年)がいたが、センバツで右肘を痛め、以降は木下が主戦投手を担ってきた。

 試合後、岡田龍生監督は初戦突破に「3年前に(指揮官として)帰って来まして、何とか夏って気持ちで引き受けたわけですけど、今日1勝できてOBも本当に喜んでくれてますし、私自身もちょっと肩の荷が下りたというか、ちょっとほっとしています」と安堵の表情を見せた。

 そして、勝因について「粘りはあるけど、つまらないミスがいくつか出てちょっと木下も可哀想だったが、バッテリーが粘ってくれた。ここってところで3、4番がタイムリー出してくれたのが大きいです」と振り返った。

 先発・木下については「あまり調子は良くなかったですけど、彼なりの粘り強いピッチングをしてくれた。今日は木下に尽きるなって感じですね」と称賛。球数が120球を超えた9回に140キロ超を計測するなど「今までもそういうのはあるので、1試合の力配分をしながら投げてるのかも」と投球術も称えた。

 打線は2回途中から登板した相手エース・梅原を中々、攻略できなかったことから5回終了時のクーリングタイムに「打ちたい気持ちは分かるけど、もう少し気持ちを下に下ろせ。肩に力入って、打ちたい気持ちは分からないでもないが、もう少し気持ちを下半身に置いて下を使ってくれ」と選手たちに声かけしたことも明かした。

 次戦は初戦で智弁和歌山を破った花巻東(岩手)と対戦する。「花巻東さん、非常に素晴らしいチーム。あまり試合を見てないので今日はゆっくりして、もう1回ビデオを見て、次の試合へ精一杯準備したい」と意気込んだ。

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