ドジャース・大谷 米1000安打 節目の大台到達を「登板日の本塁打」で飾る

[ 2025年8月8日 01:30 ]

ナ・リーグ   ドジャース3―5カージナルス ( 2025年8月6日    ロサンゼルス )

<ドジャース・カージナルス>3回、2ランを放つ大谷(撮影・小海途 良幹)
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 ドジャース大谷翔平投手(31)が6日(日本時間7日)のカージナルス戦に「1番・投手兼DH」で出場し、3回に39号2ランを放ってイチロー松井秀喜に続き日本選手3人目のメジャー通算1000安打を達成した。3年連続4度目の40発に王手をかけ、投げても復帰から8度目の登板で最長4回を1失点8奪三振の快投。勝利にはつながらなくても、二刀流の完全復活へ力強く前進した。

 節目の大台到達を「登板日の本塁打」で飾るのは大谷にしかできない芸当だ。1点の先制を許した直後の3回1死二塁。左腕リベラトレのシンカーを捉えて中堅左の観客席中段に逆転の39号2ランを突き刺し、本拠地の大型ビジョンでもメジャー通算1000安打を祝福された。

 やられたらやり返す――。7月21日のツインズ戦に続く今季2度目の“倍返し弾”は空砲に終わり「本塁打の打席は良かった。投げていても、投げていなくても打席とピッチングは別々で考えている」と淡々と振り返った。父・徹さんが監督を務める金ケ崎リトルシニアが初観戦した前で子供たちに夢を与える投打の奮戦。ナ・リーグ本塁打トップのシュワバー(フィリーズ)まで1本差に迫り、現役では最多4度目の40発にも王手をかけた。

 3089安打のイチロー(1000安打は696試合目)、1253安打の松井秀喜(同937試合目)に続いて日本選手3人目の節目に988試合で到達した。ペースこそ及ばない一方、特筆すべきは1000安打の内訳だ。本塁打は264本で、4本に1本以上の26・4%を占める。二塁打、三塁打を合わせた長打も半分近い489本を数え、先輩2人を上回った。

 本塁打を含む長打の割合が多いことを「一番はどれだけ四球を選べるか。技術ももちろんそうだけど、なかなかゾーン内に来ない時にしっかり我慢できるのが一番、全体的に打席の中で大事」と自己分析した。目下73四球は自己最多だった21年96四球を更新するシーズン102四球ペース。7月23日のツインズ戦で「いい角度で上がれば、引っ張っても流してもあまり関係ない」と語った角度をつけた打球とともに、好球必打の心掛けが強打の源になっている。

 投手としては復帰後最多54球、最長4回を投げて1失点。右臀部(でんぶ)のけいれんで緊急降板した前回登板の不安を払拭した。順当に中6日を空ければ次回は13日(日本時間14日)の古巣エンゼルス戦で、投手として移籍後初対決。「次回以降イニングを伸ばしていけたら」と見据え、721日ぶりのエンゼルスタジアムのマウンドでドラマチックな“初白星”が生まれるかもしれない。

 ≪到達時最多はシュワバーの319発≫通算1000安打達成時に本塁打が最も多いのはシュワバー(フィリーズ)で、今年7月25日に319号で大台に到達した。次いでマーク・マグワイアの311本、ジャッジ(ヤンキース)の308本。1000安打時に300本塁打以上は、この3人だけ。

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