悲鳴の上がる東京ドーム マー君98日ぶり1軍復帰戦で6回自責1好投も日米通算199勝目ならず

[ 2025年8月7日 20:01 ]

セ・リーグ   巨人―ヤクルト ( 2025年8月7日    東京D )

<巨・ヤ(16)>5回、ピンチで内山から三進を奪い吠える田中将(撮影・光山 貴大)
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 巨人田中将大投手(36)が7日に出場選手登録され、同日のヤクルト戦(東京D)で今季4度目の先発登板。6回途中3安打2失点(自責1)と好投したが、4月3日の中日戦(バンテリンD)以来126日ぶりとなる今季2勝目ならず。日米通算199勝目はまたもお預けとなった。

 田中将にとって、5月1日の広島戦(東京D)以来98日ぶりの1軍登板となった一戦。相手チームの先発投手はNPB通算188勝の球界最年長選手で、今季ここまで2勝を挙げて球界初の24年連続勝利をマークしている左腕・石川雅規投手(45)というレジェンド対決となった。

 楽天から移籍後、過去3戦は甲斐とのバッテリーだったが、この日は初めて岸田とのバッテリー。今季4試合目で初めて初回を3者凡退で立ち上がると、2回も令和の3冠王・村上をスプリットで空振り三振に仕留めるなど3者凡退。3回まで完全投球という最高の立ち上がりとなった。

 すると、0―0のまま迎えた3回の攻撃では、先頭打者として入った第1打席で石川が1ボール2ストライクから投じた5球目シンカーを左中間への二塁打として自らチーム初安打をマーク。若林の右飛でタッチアップして三塁に進むと、泉口の左前適時打で先制のホームインを果たした。

 田中将の安打は楽天時代の2021年6月5日広島戦(マツダ)で森下から二塁への内野安打を放って以来1524日ぶり通算5安打目。二塁打は2013年6月9日の巨人戦(東京D)で現在巨人で投手コーチを務める内海から右中間へ適時二塁打して以来4442日ぶり通算2本目となった。

 直後の4回、田中将は2死から内山、村上に連続四球。オスナにカットボールを右前適時打されて追いつかれ、試合は振り出しに戻った。5回も2死から連打と四球で満塁のピンチを招いたが、内山をスプリットで空振り三振に仕留めて得点は許さなかった。

 そして、その裏だった。今季初スタメンとなった増田大が左中間二塁打を放って出塁し、田中将が初球で犠打を決めて1死三塁。丸が初球を左翼へ打ち上げると、増田大がヘッドスライディングで本塁生還を果たして勝ち越した。

 このままリードを保ったまま降板すれば勝利投手の権利を得ることになったが、6回には先頭・村上を二ゴロに打ち取ったかと思われた打球を増田大がファンブルして塁に出し、2死後、長岡に10球粘られた末に四球を与えると、ここで阿部慎之助監督(46)がマウンドに向かい、2番手右腕・船迫へスイッチとなった。

 船迫は中村悠に左前適時打されて2―2の同点。この時点で田中将の勝ちがなくなった。

 田中将の投球内容は5回2/3で打者25人に対して今季最多の104球を投げ、3安打2失点(自責1)。3三振を奪い、与えた四球は4つ、直球の最速は今季最速タイの149キロだった。

 なお、田中将が100球以上投げるのは楽天時代の2023年9月2日ロッテ戦(ZOZOマリン)で102球を投げて以来。

 ▼田中将 イニング途中でランナーを残してマウンドを降りてしまい悔しいです。チームが勝てるように応援します。

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