広島・中村奨成と前川誠太が5日昇格 新井監督が明言 若ゴイのバットで新風呼び込み8月反攻誓う

[ 2025年8月5日 05:45 ]

広島・中村奨
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 8月に反転攻勢を狙う広島は、中村奨成外野手(26)と前川誠太内野手(22)を、きょう5日のDeNA戦(横浜)で出場選手登録する。新井貴浩監督(48)が4日までに明言した。右肩負傷による離脱からの復活、台頭を期すホープと、7月末に支配下選手契約を結んだばかりの若ゴイ。明日を担う若い世代が、苦しむチームにバットで新風を呼び込む。

 8月最初の中日3連戦を9カードぶりに勝ち越した広島は、きょう5日からのDeNA戦を皮切りに今季2度目の9連戦に臨む。新井監督は、敵地・横浜での戦いを前に選手の入れ替えを明かした。

 「(中村)奨成、上がるよ。火曜日の試合(DeNA戦)から。(前川)誠太も上がる。(林)晃汰と(久保)修との入れ替え」

 中村奨にとっては約3週間ぶりの1軍。7月16日のDeNA戦で右翼守備に就いた際に右肩を負傷(肩鎖関節損傷)し、17日に出場選手登録を外れた。内外に成長をアピールしていた最中のアクシデント。ただ、実戦復帰は思いのほか早かった。指揮官は言う。

 「問題ないということなので。バッティングが調子良くて、本人は悔しかったと思う。でも思ったより軽度というか、早く帰ってこられる。また良いものを期待しています」

 8月1日のウエスタン・リーグ、ソフトバンク戦で先発復帰を果たし、以降の3試合で8打数3安打。8年目の今季は、1軍出場58試合で打率・261、4本塁打、14打点とキャリアハイを更新しており、昇格後は定位置獲りを再び目指す。

 待望の初昇格となるのが前川だ。21年育成ドラフト2位で入団。右打ちの巧打者で、4年目の今季はウエスタン・リーグ71試合に出場し、打率・279、20打点と一定の成績を残してきた。2日の中日戦で鮮烈デビューを飾った辻とともに、7月28日に支配下登録されたばかりの22歳だ。

 「甲子園でやった時に、舞洲でやっていたから見に行って、動きをチェックした。生で見ないと、映像だけでは分からないこともあるから。実際、いい動きをしていた」

 敵地で阪神3連戦に臨んだ7月末、新井監督は同じ日程で昼間にあったウエスタン・リーグのオリックス戦を、杉本商事バファローズスタジアム舞洲で視察。その目で前川の動きを確かめ、複数ポジションを守れる内野手の昇格を決めた。

 5位からの巻き返しを期す夏。ようやく飛躍への一歩を踏み出したホープが復帰後に、アピールに燃える若い新戦力が初舞台で、チームにどんな化学反応をもらたすか注目だ。(江尾 卓也)

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