阪神 夏の大山悠輔が本領!ダメ押し適時打で自己最長5戦連続打点「1試合1試合全力でやっている」

[ 2025年7月31日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神5―0広島 ( 2025年7月30日    甲子園 )

<神・広>8回、熊谷の2点打で生還し佐藤輝(右)と笑顔を見せる大山(撮影・後藤 正志)
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 今年も「夏の大山」の存在感は、日を追うごとに増す一方だ。自己最長タイの5試合連続打点をマークした頼れる男。そのバットで勝利を決定づけても、誇ることなく、謙虚に振り返った。

 「打点を挙げただけです」

 とはいえ、大きな一打と言えた。2―0の8回無死一、三塁。2ボールから松本の真ん中カットボールを捉えた。第1スイングで仕留めた打球は、三遊間を破るダメ押しの適時打となった。この一打が実質的に、まだ勝利への希望を抱いていたはずの広島ベンチに、引導をわたす一打となった。聖地のムードを盛り上げ、なおも2死満塁からの熊谷の2点適時打も誘発した。

 これで7月は月間打率・351(74打数26安打)、1本塁打、18打点。気温の上昇に比例して状態を上げてきた。これぞ「夏男」。6月終了時点で・246だった打率も・269まで上げてきた。今季は打点、本塁打を量産する森下、佐藤輝の3、4番コンビの活躍がクローズアップされがちだが、その若い2人を淡々と“兄貴分”として支える姿は、頼もしいかぎりだ。

 チームは対広島10連勝で、優勝へのマジック39が点灯した。それでも143試合の長丁場で何が起こるか分からないのが、プロ野球の世界。キャリア9年目を迎え、酸いも甘いも知る背番号3の気持ちが緩むことはない。

 「一試合、一試合、全力でやっている。勝てて良かったですし、また明日の試合も大事になってくると思うので、しっかり頑張りたいと思います」

 マジックが「0」になるその日まで、チームをけん引し続ける。 (石崎 祥平)

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