【高校野球】鳴門 3年ぶり甲子園 “阿波の怪物”2年生4番・稲山「大きいのを打ちたい」聖地で大暴れだ

[ 2025年7月30日 05:00 ]

第107回全国高校野球選手権徳島大会決勝   鳴門4-0鳴門渦潮 ( 2025年7月29日    むつみスタジアム )

マウンドに駆け寄る鳴門の選手たち(毎日新聞提供)
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 阿波の怪物が甲子園に乗り込む。3年ぶりに夏の甲子園出場を決めた鳴門の2年生4番・稲山壮真(2年)が「甲子園は憧れの場所。持ち味を出して、注目の投手から大きいのを打ちたい」と勝利とともに胸を躍らせた。

 その破壊力で大会の中心だった。準決勝の徳島商戦での逆転2ランは弾丸ライナーでの推定飛距離120メートル級アーチ。決勝でも存在だけで相手に圧をかけた。初回2死二塁で迎えた第1打席で故意四球。スタンドもどよめく中、先発の橋本朋来(3年)が先制の左前打。打たせて取る投球で4安打完封の橋本も「デカいし、頼もしい後輩」とムードメーカーとしても稲山を認めた。

 4試合で11打数5安打4打点。徳島球界に衝撃を与えた怪物が初の聖地でバットを振るう。通算21本塁打の数字を伸ばす期待も高まる。「警戒されるのは、相手も作戦だし、仕方ない。甲子園なら勝負してくれると思うので、甘い球をしっかり捉えたい。4番が打ってチームを乗せないと」と稲山は新たな伝説を公約した。(鈴木 光)

 ◇稲山 壮真(いなやま・そうま)2008年(平20)7月23日生まれ、徳島市出身の17歳。佐古小で3年から野球を始める。城西中では徳島東リトルシニアに所属し、3年時に日本選手権出場。鳴門では1年夏からベンチ入りし、1年秋から背番号3。1メートル80、90キロ。右投げ左打ち。

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