【高校野球】「春」準Vの智弁和歌山、28回目の「夏」 背番「11」宮口完封 横浜へのリベンジ挑戦権

[ 2025年7月28日 11:22 ]

第107回全国高校野球選手権和歌山大会 決勝   智弁和歌山2―0星林 ( 2025年7月28日    紀三井寺 )

<高校野球和歌山大会決勝 星林・智弁和歌山>甲子園出場を決め喜ぶ智弁和歌山ナイン (撮影・奥 調)
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 智弁和歌山が2年連続28回目の夏の甲子園大会出場を決めた。星林の好投手・則藤瑞起(3年)に苦しみながら競り勝った。今春の選抜決勝で敗れ、27日に甲子園出場を決めた横浜への挑戦権を得た格好だ。

 先発の背番号「11」の右腕・宮口龍斗(3年)は最速147キロの速球に変化球を操り、散発4安打で最後まで投げきり完封を達成した。背番号「1」のエース渡辺颯人(3年)救援の必要もなかった。

 宮口は「決勝の先発を任され、絶対無失点で投げきろうと心に決めていた」と狙い通りの完封だった。奪三振は5個で「勝てる投球」に徹していた。

 中谷仁監督(46)は「ナベ(渡辺)を行かそうと準備していたが、継投は難しいなと思った。夏は渡辺1人だけでは勝ち抜けない。宮口もこの完封で一皮むけてくれると期待したい」と話した。

 打線は3回、四球を足場に送りバントと捕逸で1死三塁とし、大谷魁亜(3年)が右越え三塁打を放ち先制。山下晃平(2年)の左犠邪飛で2点目をあげた。

 その後は5回1死一、二塁、6回2死一、二塁、7回1死三塁、8回1死二塁、9回1死二塁……と再三好機をつくりながら、適時打を欠き、追加点を奪えなかった。

 この日は犠打飛4個で和歌山大会5試合で17個を数える。盗塁は12個。大会を通じて、小技に機動力を織り交ぜた多彩な攻撃が光った。

 今春の選抜では決勝で横浜に敗退。リベンジに向け、中谷監督は「そこまで考える余裕なんてとてもない」と話すが、宮口はずばり言い切った。「春に横浜に負けているので、夏は絶対横浜に勝ってきます」。スタンドに向けて約束して歓声を浴びた。

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