【高校野球】西日本短大付が3季連続で甲子園 福岡では4季連続出場した小倉以来70年ぶり

[ 2025年7月28日 06:00 ]

第107回全国高校野球選手権福岡大会決勝   西日本短大付10―1九州国際大付 ( 2025年7月27日    久留米 )

<西日本短大付・九州国際大付>甲子園出場を決め、西日本短大付の山下(左)と抱き合う中野(撮影・成瀬 徹)
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 第107回全国高校野球選手権大会(8月5日開幕、甲子園)の出場校を決める地方大会は27日、各地で行われ、西日本短大付(福岡)が九州国際大付に10―1で快勝し、2年連続8度目の夏の甲子園出場を決めた。3季連続出場は54年春から55年夏まで4季連続出場した小倉以来70年ぶりで、92年以来の全国制覇を狙う。

 西日本短大付が強打で福岡の夏を駆け上がった。2回までに7得点を挙げ、2桁10得点で圧勝。左打ちの3番打者で2安打2打点と活躍した斉藤大将外野手(3年)は「自分たちの持ち味の攻撃ができた」と胸を張った。

 斉藤は初回1死二塁で先制の中越え適時二塁打を放ち流れを呼んだ。打線が爆発した2回には左前適時打。「真っすぐを狙って反対方向に打てたのが大きかった」。打者10人で一挙6得点をスコアボードに刻んだ。

 福岡県勢では小倉の4季連続(54年春~55年夏)以来、70年ぶりとなる3季連続の甲子園出場を決めたが、決して簡単な道のりではなかった。1番から4番を打つ奥駿仁、井上蓮音、斉藤大将、佐藤仁(いずれも3年)のけがでベストメンバーをなかなか組めなかった。そんな中でも「矢印は上に」の合言葉のもと前を向いた。左足首痛のため約1カ月離脱した斉藤も「ケガもプラスにできることをやる」と上半身のトレーニングに励んだ。今夏のチーム打率・337として結実した。

 “甲子園から招待状をもらえるチームづくり”を目指し、日常の生活面から大事にしてきた。福岡大若葉との5回戦前には前日までの雨でぬれていた球場中の座席を丁寧にタオルで拭う部員の姿があった。西村慎太郎監督は「招待状がもらえる予感はしていたし、ふさわしいチームになった」と目を細めた。

 甲子園で昨夏は3回戦に進出し、今春はベスト8入りしたが、斉藤は「自分たちの目標は日本一」と力強く宣言。92年以来の頂点へ向かって突き進む。 (杉浦 友樹)

 ○…日本ハムの新庄剛志監督が自身インスタグラムを更新し、母校・西日本短大付ナインを祝福した。西村慎太郎監督とは同級生でチームメートという間柄で「優勝旗を(学校がある)八女に持って帰る事。慎太郎なら必ずやってくれる」とエールを送った。西村監督は「おっ!新庄、やっと動いた。凄くありがたいですね」と感謝した。昨夏は3回戦の京都国際戦を甲子園で観戦し話題になった。

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