19歳高卒ドラ1衝撃デビュー!日本ハム・柴田獅子 プロ初先発初登板で3回完全「楽しかった」

[ 2025年7月27日 06:00 ]

パ・リーグ   日本ハム5―0ロッテ ( 2025年7月26日    エスコンF )

<日・ロ>力投する先発の柴田(撮影・高橋 茂夫)
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 日本ハムのドラフト1位・柴田獅子投手(19)が26日のロッテ戦でプロ初登板初先発のマウンドに上がり、3回完全投球の圧巻デビューを飾った。最速153キロの直球を軸にスライダーなど変化球も操って39球を投じ、打者9人から3三振を奪う快投を見せた。ルーキー右腕のテンポのいい投球に打線も序盤から援護し、後半戦開幕戦で5―0で快勝。4連勝を飾り貯金を最多22とした。

 本当にルーキーなのか。誰もがそう感じただろう。柴田が1軍デビュー戦で衝撃の3回完全投球。球団では大谷(ドジャース)らに続く観戦証明書が配布された本拠地での一戦でファンを魅了した。

 「とても楽しかった。緊張という気持ちはなく、ただ1軍で投げられることをうれしく思い、投げることができました」

 初回、全8球すべて150キロ超のオール直球勝負で3者凡退。2回先頭の山本は直球、西川はスライダーで空振り三振に仕留めた。3回も高部からスライダーで空振り三振を奪い、3奪三振と堂々の投球に「緊張は全く。普段通り、普段以上に投げられたので良かった」と19歳は笑った。39球中、23球を投じた直球の平均球速は151・5キロだった。

 大事な後半戦初戦で高卒新人のデビューは球団では異例だ。経験を踏ませるため、球団幹部に頭を下げた新庄監督は「今日は自画自賛。僕を褒めてほしい。(新戦力が)また出てきやがった」と、してやったり。当初40球メドで2回の予定だったが、2回を終えて球数は22球。「計算して自分で抑えているように見えた」と、頭の良さも称えた。

 福岡大大濠時代は甲子園出場なしながら、投打で潜在能力の高さを評価されドラフト1位指名を受けた。入団が決まると筋力トレーニングの本を購入し、父・禎さんも「学校の勉強より野球の勉強をしたがっていましたね」と苦笑いする。新人合同自主トレを担当した芹沢隆介1軍トレーナーも「体の使い方がうまい」と称賛していた。

 名前は「獅子」。西鉄ライオンズファンだった祖父・勝利さんが名付けてくれた。この日は福岡の自宅でテレビから応援してくれた。柴田は言う。「次は5回投げて、勝利投手としてお立ち台に上がりたい」。新星がベールを脱いだ。(清藤 駿太)

 ◇柴田 獅子(しばた・れお)2006年(平18)4月18日生まれ、福岡県出身の19歳。小2で野球を始める。中学時代は飯塚レパーズに所属し、福岡大大濠では1年夏からベンチ入り。甲子園出場なし。高校通算19本塁打。24年のドラフト1位で日本ハム入り。名前の「獅子」は西鉄(現西武)ファンの祖父から付けられた。1メートル87、87キロ。右投げ左打ち。

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